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初めてのライブ。人前でやろうと決めたらやるべき事。

このページでは『初めてのライブ』と題しまして、練習段階からライブまでやるべきことをまとめています。初心者の方でライブ未経験の方はこのページを読んで実践してみて下さいね。

基礎のトレーニングを順調に消化し、レンタル・スタジオでの経験を経て仲間同志でバンドを組むことが出来たら、好きなアーティストのコピーを始めて下さい。ある一定期間練習を積み重ねて、5、6曲まとまってきたらライブの計画を立てましょう。

高校生や大学生なら文化祭などが一番に思い出されるんじゃないでしょうか? またはライブハウスでの演奏かもしれませんね。まずライブをやろうと決めたらどこで演奏するのかを決めて下さい。

同じ学校内の友人同志でやる場合は、文化祭などを目標にしてもいいですが、メンバーがバラバラの場合、メンバーの地域性を考えて一番良い立地のライブハウスを考えましょう。

ライブハウスの場合、ジャンルのカラーというものが決まっています。問い合わせの段階で、自分たちが演奏しているジャンルとあうかどうかを確認してください。ライブハウスによっては、日替わりでジャンルを変えるところもあり曜日の指定をする場合もあります。

ライブハウスでは音源の審査をするところもありますので、レンタルスタジオで今のメンバーで出せる最高の演奏を録音しておくといいでしょう。こういった音源は後々最高の思い出になりますから、是非行って下さい。

自分たちの演奏音源を聞いてもらい、出演の許可が降りたら日程の調整に入ります。日程は自分達のやりたい日を申告しても良いのですが、ほとんどの場合、ライブハウス側が指定します。それは、同じジャンルのバンド同士で対バンを組ませるからです。

ライブハウスでの演奏は、言わばライブハウスを借りると同じです。その分の料金を支払わなければなりません。その金額を得る為に、チケットのノルマ制を敷いているライブハウスがほとんどです。

このチケットノルマは、一枚1,000円のチケットをバンドで30枚売って下さいというようなもので、メンバー全員で手分けして売っていきます。仮に売れ残った場合は、差額をバンドで支払わなければなりません。特に最初の段階では売り切るということは不可能なので、自腹は当然と考えて下さい。

逆に予想をはるかに超えて売れた場合、チャージバックといってバンドに還元されます。ライブハウスの経験は演奏技術の向上と集客力という2つの力を伸ばしてくれます。今バンド活躍している人たちは、ほとんどがこの道を通っています。ノルマ制が大変だと思いますが、きっと役立ちますから頑張ってください。

ライブの当日は遅刻厳禁です。会場への入りの時間はライブハウス側から指定されますので、時間に余裕を持って入りましょう。また、会場に着いたらスタッフの皆さんや他のバンドのメンバーにきちんと挨拶をして下さい。この印象次第で次回のライブの雰囲気がガラリとと変わってくるのです。

本番前にはリハーサルを行います。通常のライブハウスでは逆リハといわれ、最後のバンドからチェックをしていきます。ドラムの場合、バスドラム、スネアドラムなど各パーツのマイクをチェックした後、全体でリズムを演奏します。その後メンバー全員でチェックをし、曲を演奏しながら全体のサウンドチェックを行います。

リハーサルはサウンドチェックですので、本気でやる必要はありません。中には本番のようにプレイするバンドもありますが、あまりよろしくはありません。練習場所ではないと意識することです。

本番の前には忘れ物がないかよく確かめて下さい。本番は30分位が平均だと思いますが、その時間はセッティングの時間も含まれていますので、迅速な行動が必要です。本番は日頃の生活を十分に出し、演奏して下さい。

本番終了後は、必ず対バンの音楽を聴きます。同年代のレベルはどうなのか? 自分達と比べてどういった点が優れているのかをチェックしましょう。仮に対バンの人たちが上手でなくとも、同じ仲間として暖かく聞いてあげて下さい。

最後は、自分達の演奏の録音を聴いて、反省材料にすることです。録音は最高の教材ですから、毎回行うようにしましょう。こうして、練習、演奏、反省を繰り返していくうちに、どんどん上手くなっていきます。逆にこのサイクルが一つでも欠けていると全く上手くなりません。練習だけのヲタクにならないようにして下さいね。

【管理人川端のまとめ】
・ある一定期間練習を積み重ねて、5、6曲まとまってきたらライブの計画を立てましょう。
・まずライブをやろうと決めたらどこで演奏するのかを決めること。
・ライブハウスの場合、ジャンルのカラーというものが決まっている。
・ライブハウスでは音源の審査をするところもある。
・出演の許可が降りたら日程の調整に入る。ほとんどの場合、同じジャンルのバンド同士で対バンを組ませるため、ライブハウス側が指定します。
・ライブハウスでの演奏は、料金を支払わなければなりません。チケットのノルマ制を敷いているライブハウスがほとんど。
・チケットが仮に売れ残った場合は、差額をバンドで支払わなければなりません。特に最初の段階では売り切るということは不可能なので、自腹は当然と考える。
・ライブハウスの経験は演奏技術の向上と集客力という2つの力を伸ばしてくれる。
・練習、演奏、反省を繰り返していくうちに、どんどん上手くなっていく。

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