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シンバルレガートの叩き方~スウイングしなけりゃ意味がない

シンバルレガート 叩き方

音楽はジャンルによって様々なリズムが
変ります。

8ビート、16ビート、シャッフルetc..
それぞれ特徴があり、個別に学ばなければなりません。

ここではジャズのリズムについて
解説してみたいと思います。

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ジャズで使われるリズム

ロックなどで使われるリズムは
ハイハットやライドシンバルを使用して

8分や16分音符を刻み、バスドラムと
スネアで1つのパターンとしてリズムを生み出します。

一方、ジャズというジャンルでは
ライドシンバルを使い音楽の中心的
リズムを生み出します。

この中心的なリズムのことを
『シンバルレガート』と呼び

日本語の表現では
『チーンチキチーンチキ』
と表現しています。

(※もともとシンバルレガートは
なめらかなという意味の語です。)

音楽のノリについて

音楽のノリを表現するために
ジャンルごと呼び名を変えて表現します。

ロックやファンクなどでは
『グルーヴ』という言葉を使い、

ジャズというジャンルでは
『スウィング』という言葉を使います。

『スウィング』という言葉は
様々な意味が込められており

このスウィング感がジャズの命
ともいえる本質なものを指しているのです。

ジャズの曲の中に、

『It Don’t Mean A Thing~
スウィングしなけりゃ意味がない』

という曲がありますが、まさに言葉通り
ジャズそのものを表すタイトルです。

このスウィング感を出すことが、
ジャズ・ドラマーの悲願であり、

『スウィングに始まりスウィングに終わる』

というほど重要なリズムです。

シンバルレガートの記譜方法

シンバルレガート

シンバルレガート実奏

初めてジャズ・ドラムに触れる方も
いらっしゃると思いますので、

簡単にシンバルレガートのたたき方を
解説をしたいと思います。

シンバルレガートの記譜方法は
楽譜によって様々な書き方があります。

ほとんどの楽譜は上段のような書き方で
シンバルレガートを表現しています。

16分音符を用いて記譜していますが、
実際には下段3連符のノリで解釈して実演されるのです。

つまり、初期のジャズのアプローチは
3連符を基本に練習を行う必要があるということです。

シンバルレガートの構造ってどうなってる?

RLLRLR

上記の譜面を手順通りに叩いて下さい。

一見すると、シングルとダブルが
混ざった様に見えませんか?

実はこれがシンバルレガートの
最初の『型』になります。

右手だけに着目すると、
シンバルレガートのサウンドになります。

左手はその間を埋めて
3連符のパルスを失くさないように
しているのです。

私が実際に叩いてので、動画を見て下さい。

実際にドラムでレガートを叩いてみよう

シンバルレガートRLLRLR

次のアプローチは
右手をシンバルに移し

『アップストローク』
『ダウンストローク』
『タップストローク』

を加えます。

それから、左足のハイハットを
2拍目と4拍目に踏みます。

この際、1、3拍目はカラ踏みを
するようにします。

動画を取りましたので、ご覧下さい。

コンピングってなに?

ロックビートは、2拍目と4拍目に
バックビートと言われるスネアドラムを入れます。

ジャズは、この役目をハイハットが行います。

ロックビートでは、リズムの間に
『フィルイン』と言われるものを入れ

コード進行のチェンジやリズムの
チェンジを知らせます。

しかし、ジャズは
アドリブに応じてフィルインを入れ
奏者の進行のを盛り上げたりします。

この役目は、主に左手と右足が行い、
自由自在にドラムセットを動き回ります。

このことを『コンピング』という名称で
表現しています。

コンピングは、
ロックドラムに慣れた人ですと、

一体どの様に叩いているのかわからず、
練習の仕方も検討もつかないという人もいます。

これはロックドラムの
パターン的解釈の弊害で、

どんなドラマーも一度はこの様な感覚に
なります。

でも安心して下さい。
キチンとした方法があります。

コンピングの基礎練習

コンピング

具体的な方法は、シンバルレガートと
2拍目と4拍目のハイハットをキープし

スネアとバスドラムを入れます。
なお、譜面は全て3連符のノリで練習してください。

動画で確認して下さい。

練習のポイント

テンポを大・中・小と3つに分けて練習します。

例えば、
80 、120、160といった感じです。

各テンポも5分から10分位継続して
トレーニングする様にして下さい。

180を超えるあたりから、だんだんと
3連符のフィーリングがなくなり、

8分音符のフィーリングに移行して行きます。

この段階では、
3連符のフィーリングだけで大丈夫です。

これが終わったら、
徐々に教則本を変えてみて下さい。

オススメのジャズのテキスト【基礎のマスター】

リットーミュージックから
出版されているテキストになります。

『即・実践で使えるドラム・トレーニング』

この教則本に出てくるコンピングを
覚えておけば、ほぼ実践で不自由なく
使えるはずです。

テンポは、3段階でトレーニングを
行う様にして下さい。

最短でジャズを上達するためにオススメの方法

ドラム初心者 曲選び

ではシンバルレガートのたたき方が
わかったところで、

実際にどのようなアプローチで
練習を開始したらよいか説明したいと思います。

是非皆さんに取り組んで頂きたいのが、
『ジャズの音源と一緒に合わせる』ということです。

これは初心者の段階だけではなく、
ジャズに関わると決めた時から

死ぬまでやって頂きたい
トレーニング方法です。

曲の構成、歌詞、メロディーなど
知らなくても構いません。

自分で心地よいと思ったジャズの音源を
朝から晩まで練習をして下さい。

メトロノームを使い練習をしようと
思っている方もいるかもしれませんが、

シンバルレガートに関しては
音源と合わせるという方法をやってください。

これが後々大きな差になって
表れてくるのです。

メトロノーム・トレーニングの弊害について

メトロノームは機械的な正確無比な
リズムを体内に落とし込むには

最適なトレーニング方法ですが、
ことジャズに関しては

全く駄目ではありませんが、
やらない方がいいと思います。

レガートのニュアンス、
音質、周りのサウンドの違いなど

ジャズ独特の『匂い』のような
ものが習得出来ないからです。

メトロノームを使用した練習方法は、
他のルーディメンツやリズムパターンの

トレーニングを通じて身について
いきますので心配は要りません。


最後にオススメのトレーニングとして
もしあなたの周りに腕の立つベーシストが

いらっしゃったら、是非その方と一緒に
トレーニングして下さい。

ベテランのベーシストのベースラインは
スウィング感そのものであり、

それに合わせてトレーニングすると
あなたの感覚も上達していきます。

こういったトレーニングをやり、
基礎練習と人前での演奏を繰り返します。

あなたのシンバルレガートは
観賞用に耐えうるものへと昇華していきます。

しかし、この道は決してゴールが無く、
一生探究しなくてなりません。

どうか皆さん、
ジャズを楽しんでくださいね。

>>高速シンバルレガートを演奏するコツと考え方

>>TAKE THE “A”TRAIN (A列車で行こう)を使った練習!

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