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ジャズドラムの高速シンバルレガート。効果的な練習方法を学ぶ

シンバルレガートとコンピングが
完成すると、かなりの曲が出来るようになります。

マスターした人の中には数十曲の
ジャズスタンダードが出来るようになり、

ジャムセッションへの恐怖も克服し
果敢にチャレンジする人も出てきます。

しかし彼らの次の大きな壁の一つが

『速さ』

にぶつかることになります。

これはジャズドラムを始めた人なら
必ずぶつかる壁です。

それまでの組み合わせの習得とは
また別の悩みが出てくるのです。

テンポが速くなるにるれて
どうしても追いつけなくなり、

どのような練習をしていいか
わからなくなるのです。

このページでは、シンバルレガートを
いかに早く叩けるようになるのかに
フォーカスしています。

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Contents

ミドルテンポとハイテンポの奏法の違いを知る!!

高速レガートの変移

ジャズのスタンダードの曲の中には
アップテンポの曲も多く、

ジャズドラムの高速レガートは、
必須のテクニックの一つになります。

ジャズのシンバルレガートは通常、
3連符を参考にベースに行われます。

1拍をアップストローク、
2拍をダウンストロークで叩き、

左手と右足でコンピングを行い、
アドリブを展開していきます。

しかし3連音符で表現されるテンポは
190あたりからその様子が変化していきます。

190、200あたりから8分フィールの
ストレートなシンバルレガートに変わっていくのです。

アップストロークとダウンストロークは
同じですが

ダウンストロークからリバウンドを
使用した3連符を連打する奏法へと変わっていきます。

フィンガリング中心のリバウンドを
利用したものへと完全変形になります。

3連符と16分音符を使用した基礎トレーニング

ジャズドラムの高速レガートは、
リバウンドが要です。

それには3連符と16分音符を使用した
基礎トレーニングが重要なポイントになります。

動画で確認して下さい。

3連符

16分音符

ドラムセットでの練習方法

高速レガートと16分音符

さて十分にリバウンドを拾えるなら、
本物のドラムセットでトレーニングを開始します。

やり方は、スタートする1拍目を休符、
2拍目からリバウンドを拾います。

16分音符の分解形と同じモーションになります。

高速レガートの最大のポイントで、
この形を少しずつテンポアップしていきます。

テンポは200から始め、350まで行います。


(※最上級を目指すなら400です!!)

おそらくほとんどの人が
テンポ320ほどで腕がパンパンになります。

しかし、ここが踏ん張りどころです。
根気強く練習をして下さい。

練習方法
テンポ200
テンポ210
テンポ220


テンポ350

こうして自分の限界テンポまで上げる
トレーニングをある一定の期間行って下さい。

必ずあなたのシンバルレガートは高速になっていきます。

左手の練習方法

もう一つ行って欲しいことがあります。

それは同様な練習を左手でも行うことです。

左右の手をひっくり返すことで、
あなたのドラミングはかなりレベルが上がります。

一流ミュージシャン達も同様に
右手のレガートを左手に置き換えてトレーニングしています。

是非取り入れて下さい。

>>シンバルレガートを演奏するコツと考え方

>>連打が上手く叩けない人へ

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