ワンバスを叩いていた時には
それほど苦労なく演奏できたのだけれど、
ツーバスやツインペダルを
演奏しだしてから安定しない
ということを良く聞きます。
このページでは、
そうしたドラマーの原因と
解決方法を述べてみたいと思います。
Contents
出来ない原因を探ってみる
出来ない原因を知らずして、
闇雲に練習をしても効果がないばかりか、
身体を壊してしまいます。
一体何が原因で出来ないのか
検証することが大事です。
椅子の高さはどうか?
ワンバスで叩いていた頃は、
バランスがいいと言う場合、
椅子の高さが関係してくる場合があります。
例えば、普段は高くしていても、
左足に重心が置いてあると、
右足や両手は割と自由が効きます。
しかし、ツーバスやツインペダルを
使用すると、いわゆる
お尻の部分で体を支えるため、
不安定にあります。
よって、ワンバスのバランスが
よいと思っているのは、
ツーバスやツインペダルでは
高過ぎるということもあります。
逆もしかりです。
解決法としては、
可もなく不可もなく
ある一定のテンポと時間、
継続できる高さを各自
見つけるしかありません。
練習量が足りない
初めてのドラムがツーバス
初めてのドラムがツーバスや
ツインペダルといった人もいます。
こうした人は、
元々ワンバスの訓練を
していませんから、
足腰は弱く、出来ないのは
当たり前と言えます。
先ずは十分ワンバスの
トレーニングを行った後
チャレンジするといいと思います。
ワンバスで十分慣れたら、
少しずつツーバスのフレーズなどを
練習に追加していけばいいと思います。
この場合、
ツーバスに特化した練習だけではなく、
ハイハットも含めた
トータルバランスを考えて取り組むと
よいと思います。
私も若いころ早くツーバスが
上手くなりたいと考えていたものですから、
十分な基礎トレーニングをやらずに
いきなりハイスピードのトレーニングを
やった経験があります。
その結果どうなったかというと、
腰が抜けて歩けなくなったことがあります。
当時は運動も何もやらずに、
若気の至りでやっていたものですから、
当然の結果と言えます。
それからは、
ランニングやウォーキングなどで
腰の鎧をつくることから始め、
ゆっくりのテンポから始めるようにしました。
右足を強化しすぎた人
ワンバス歴は数年経過して、
右足に関しては申し分のないスピードを
身に付けた人が
ツーバスやツインペダルの練習を
開始した場合、
左足との能力の差が有り過ぎて
安定しないということがあります。
こういった人は、
もう練習の仕方も十分心得ている
はずですから、
今までやってきた右足の練習を
左足で行えば、いづれ左足も
向上していきます。
ツインペダルやツーバスに
特有のフレーズも同時に
覚えていけば尚更いいですね。
ペダルのバネなどの機材の関係
例えば、使用しているペダルのバネが
強い弱いと言ったことが原因かもしれません。
利き足である右足と
非利き足である左足の器用さは
相当高いものがあります。
十分吟味する必要があります。
一般的にスピードを重視する場合は、
バネは軽くする必要がありますが、
左足など十分基礎が足りない場合、
わざと強めて負荷をかけるトレーニングもありです。
しばらく強いバネでトレーニングを
しておくと弱くしたときに、
すこぶる動くことが実感できます。
また、ツーバスにすれば
セッティングに制限が出来てきます。
ですので、
セッティングに慣れていなければ、
従来のパフォーマンスは出ません。
ある一定の期間は練習が必要になるでしょう。
管理人川端のまとめ
・出来ない原因を知らずして、
闇雲に練習をしても効果がない。
身体を壊してしまう。
・一体何が原因で出来ないのか
検証することが大事。
・ワンバスで普段は高くしていても、
左足に重心が置いてあると、
右足や両手は割と自由が効く。
・ワンバスのバランスが
よいと思っているのは、
ツーバスやツインペダルでは
高過ぎるということもある。
・初めてのドラムがツーバスや
ツインペダルといった人は、
先ずは十分ワンバスのトレーニングを
行った後チャレンジするといい。
・ワンバスで十分慣れたら、
少しずつツーバスのフレーズなどを
練習に追加していけばいい。
・ランニングやウォーキングなどで
腰の鎧をつくることから始め、
ゆっくりのテンポから始める。
・右足が強い人は、
今までやってきた右足の練習を
左足で行えば、
いづれ左足も向上していく。
・一般的にスピードを
重視する場合は、
バネは軽くする必要があるが、
左足など十分基礎が足りない場合、
わざと強めて負荷をかける
トレーニングもあり。
・ツーバスにすれば
セッティングに制限が出来てくる。
ある一定の期間は練習が必要になる。