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ドラムで『すね』を鍛える!~高度なフットワークのために

ドラム すね 鍛える

バスドラムのトレーニングを
自分なりにやっていて、

ある一定以上のスピードを
出せるようになったのだけど、

もう少し力を付けたいという人のために

足の『すね』に特化した練習方法

を紹介したいと思います。

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Contents

足の奏法は偏っている人が多い

足の奏法は、一般的に
2つのやり方があります。

一つは、『ヒールアップ奏法』
もう一つは『ヒールダウン奏法』です。

ヒールアップは、太ももの付け根から
先までを使う奏法でパワー重視の演奏が出来ます。

ヒールダウンは足首を使い
柔らかい演奏が可能です。

最近のドラマーはヒールアップ奏法が
多くなってきているような感じです。

これは、初めてドラムセットに
座ってプレイする場合、

ヒールアップの指導を受けたり
教則本やDVDでのプレイヤーの影響からですね。

ヒールアップは確かに初心者にとって
やりやすく、ある一定以上スピードまで
割と楽に到達することが可能です。

しかし、頭打ちになったあと
なかなか伸びず苦しい時期を迎えます。

筋トレでも腹筋ばかりしても
あまり効率が良くなく
同時に背筋も鍛えることを勧められます。

フットテクニックも同様で
『すね』と『足の裏』を鍛えることが重要です。

『すね』のトレーニング

その① スティッキングの練習は全てヒールダウンで行う

スネアの練習パッドを使い
ルーディメンツをやってもらうと、

普段ヒールアップの人は
ほんの数分ですねが痛くなってきます。

これは、ドラムセットをプレイする際に
ヒールアップしか使っていないので、

練習パッドのでヒールダウンにすると、
直ぐに乳酸が溜まり動かなくなるためです。

したがって、日々練習の時間で
ルーディメンツをやるときは、

練習パッドとヒールダウンで行うと
効果的に『すね』が鍛えられます。

その② 足ぶらぶら奏法

椅子に座れる環境ならどこでも
鍛えることが出来るトレーニングメニューです。

【手順】
①まず座ったら、両手で太ももを持ち上げます。

②つま先がわずかに床に着く位の高さに固定します。

③出来るだけ大きく足首を動かし、床を叩きます。

手首で『こっちおいでよ』という
モーションを想像して下さい。

その③ つま先とカカトを交互に床に付ける

足を上げた状態から、つま先とカカトを
交互に床に付けていきます。

これは、ダウンストロークと
アップストロークをはっきり意識して
行うことがポイントです。

その④ シーソー運動による動き

上の練習に似ていますが、
今度は床に付けたまま、
公園にあるシーソーのような動きです。

ゆっくり行えるので、もうこれ以上
動かないというところまで上下運動をして下さい。

その⑤ フットペダルのスプリング外し

これはバディ・リッチやデニス・チェンバースがやっているトレーニングです。

非常に辛い練習ですが効果絶大です
是非チャレンジして下さい。

普段はこのスプリングのおかげで
リバウンドが可能になるのですが、
スプリングがない状態では当然動きません。

まずは、手によってビーターを足の甲まで戻します。

ポイントは足の親指に力を込め
フットボードをたたきつけます。

この繰り返しを行って下さい。

初心者や、普段ヒールアップ奏法が
メインの人は全く出来ないと思います。

最初は10秒、15秒と少なめに
時間設定を行いましょう。

ちなみに私は、
1分ほど毎日やっています。

左足も同様に行う。

四肢の中で一番不器用な左足ですが、
右足同様に練習をやっていけば、
相応に力を付けることが出来ます。

特にツーバスをやっている人は、
上記のトレーニングを左足で行うと、

より鮮明なツーバスサウンドが
奏でられますので是非挑戦してみて下さい。

ハイハットしか使わない人も、
より一層ハイハット・コントロール力がつきますから効果絶大ですよ。

筋肉に関係するトレーニングは全て同じセオリー

スピードを増す、持久力を付ける
重いものを持ち上げるといったことは

全て筋肉が関係しています。

そのメソッドも単純で、
『ある一定以上の負荷』と『休息』です。

この繰り返しをするだけで必ず上達していきます。

一向に速くならないとか、
バランスがよくならないという人は、

自分のやりやすいことしか
やっていないから出来ないのです。

いきなり上げてしまうと
挫折するパターンになってしまいますから、

本当に少しづつ、少しづつ負荷を
掛けて毎日やって下さい。

一度筋肉ができあがれば、
メンテナンスをしていくだけで、
一生楽しんでプレイすることが可能です。

>>バスドラムのダブルキックを演奏するコツと考え方

>>バスドラムのスライド奏法を演奏するコツと考え方

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