ドラムのイメージは男性が叩くと
考えている人が多いですが、
素晴らしい才能をもった女性ドラマーが大勢います。
このページでは女性ドラマーについて
私なりの意見を述べてみたいと思います。
Contents
ドラムは女性向き?
以前、
『ドラムを叩く女性をどう思いますか? 』
と質問を受けたことがあります。
少し質問の意味が分からず戸惑った
のですが、その質問主の人は
『ドラムは男性のする楽器』
というイメージを持っていたらしく、
ドラムを始めたいけれど・・・といった人でした。
私はすかさず、
『女性がドラムを叩くことは素敵ですよ♪』
という返事をしたことがあります。
高校、大学、それからプロになって、
女性のドラマーを数多く見てきました。
皆さん、それぞれに個性があり、
素晴らしいものをもっていらっしゃいました。
今私のドラム教室も女性の生徒さんも多くいます。
年齢も下は10歳から上は77歳まで幅広く
学んでいらっしゃいます。
私は長年、
『ドラムは女性の方が向いているんじゃないかな』
と思っています。
たしかに、ハードロックなどパワー主体
のドラミングは若い男性の方が有利に思えるかもしれません。
しかし、ドラムは力ではありません。
ですので、ジャンルに関係なく
女性がプレイできる楽器だと考えています。
他にも、女性はきちんと練習をこなします。
これは正確にもよると思いますが、
雑な男性ドラマーよりも綿密に練習メニューを考え、
きちんとこなし数年で見違えるほどの
テクニックを持つ人もいます。
実際、私の教え子で、全くのゼロから
はじめ、今では教室を構えるほどに
上手くなった女性ドラマーがいます。
また、やはり女性は女性しか持っていない
の細やかさがあります。
これは男性には絶対真似の出来ない芸当です。
ドラムに限らず、あらゆる芸事で威力を
発揮するのではないでしょうか?
私の大好きな女性ドラマー
シンディ・ブラックマン・サンタナ(Cindy Blackman Santana)
初めて彼女を見た時は衝撃が走りました。
それは、レニー・クラヴィッツのライブ映像でした。
濃厚なサウンドの中で、異色を放っていたからです。
なぜかというと、彼女のドラムは完全な
ジャズドラムのスタイルだったからです。
しかし、レニー・クラヴィッツの
テイストにはまっていて
最高のドラミングをしていたからです。
それから、彼女のルーツを見たら、
バークリーでアラン・ドーソンに師事し、
アート・ブレイキー、エルヴィン・ジョーンズ、トニー・ウィリアムスなど
錚々たるドラム・レジェンドに
師事しているというではありませんか!
これは完全なサラブレッドだなと関心したものです。
彼女のフラムのテクニックは
非常に綺麗で、男性の叩くそれとは違います。
ロールは必見で、ロックもジャズも最高な
ドラミングといった感じです。
是非一度ご覧になってください。
エマニュエル・カルプレット(Emmanuelle Caplette)
彼女のドラムも素晴らしく大好きです。
ドラムコー出身のスタイルで、きっと
A型なんどろうなぁというドラミングです。
少しメカニカルですが、相当な練習の結果ですね。
いつもインスタやyoutubeでは
茶目っ気たっぷりで、
かわいいしぐさを疲労しています。
(テクニックはビビりますよ!)
ネットでオンラインレッスンも
やっていますので、
英語と資金に自信があるならば
受講してみたらどうでしょうか?
総じて言える事は、
女性がドラムを叩くということは、素敵ですし、
女性ドラマーの人口も増やして行きたいですね。