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黒人の音楽センスは日本人より優れているのか?

黒人 音楽センス

スポーツの世界など華々しく
活躍している選手の中で、

特に黒人の選手が注目を浴びることが
少なくありません。

一般的に、白人や我々のようなアジア人
に比べて、黒人の運動能力は上だと考えられています。

では、音楽の世界ではどうなのでしょうか?

やはり黒人のプレイヤーの方が
上なのでしょうか?

このページでは、運動応力の面や
音楽センスといった面から
私見を述べてみたいと思います。

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Contents

管理人川端の体験談

黒人 音楽センス

数年前、ジャズバーで演奏していたとき、

お客として数名の外国人が
来店されました。

白人一人に、黒人三人
という組み合わせです。

黒人の方の一人はスティックバックを
持っており、明らかにドラマーです。

私たちの演奏が終わりセッション
をやろうということになりました。

お客さんも楽器が出来る人は
どんどん参加していきました。

やがて、その黒人の方の演奏が始まりました。

見た目は、アートブレイキーのような
その風貌に、皆の視線は釘付けという感じです。

しかし、その演奏は・・・

お世辞でも上手いとは言えず、
俗に言う『黒人のノリ』とは遠いものでした。

そのとき私の感想は、

『黒人でもリズム感がないんだぁ・・』

というのが最初に思ったことでした。

リズム感やタイム感は後天的なもの

黒人 音楽センス

上記の

『黒人でもリズム感がないんだぁ・・』

という感想は、

最初から黒人は上手いものだ!
凄いリズム感を持っているに違いない!

という勝手な解釈から来ています。

黒人だろうが、白人だろうが、
アジア人だろうが、

訓練していないものは全く出来ないのです。

センスも同様で、経験のないものは
全くお門違いなことを示します。

今活躍されている人は、間違いなく
才能はあったと思います。

しかし、それだけでトップになれる
わけでもなく、膨大な練習によってなしえたものです。

黒人だから出来たのではなく、
その人だから出来たということです。

環境は重要な要素です。

同じ日本人でも、東北地方の人と
九州地方の人では方言がまるで違います。

同じリズムを歌っていても
アクセントの有無や休符の感じ方が違うのです。

同じ日本人でもこれだけ違いますから
南米などで幼少のころからサンバに

触れている人と比べると雲泥の差で
リズム感は違ってきます。

ロックやポップスの世界では
日本も幼少のころから慣れ親しんでいます。

そのため違和感なく表現が出来る人が
多いですよね?

その人の音楽の『素』が作られるのは
環境だと考えています。

素直に吸収することが一番大切

感動する演奏を聴いたり見たりしたとき
大抵の人が心が震えます。

そして、大抵の人がそこで終わります。

『やっぱ、○○は、すげーなぁ』
という具合です。

『やっぱ、俺たちと違うよね~♪』
と言うかもしれませんね。

これで終わってしまうと
テレビや映画を見ただけと同じです。

耳は肥えたかもしれませんが、
全く自分の力になっていません。

感動する部分というのは、
自分が一番欲しい部分です。

そこは、貪欲に研究すべきパートなのです。

仮にその表現方法をマスターしたなら
再度、同じ演奏を聴いたとき感動しなくなっています。

もうすでに、次の刺激が欲しくなっているからです。

オンリーワンを目指しましょう!

黒人 音楽センス

私は、No.1にならなくても良いと
思っています。

技術的に考えれば、訓練で人並みの
レベルまで到達する必要があると考えています。

そこまで行けば、あとは自分のプレイ、
個性を出すことが大事です。

音を聞けば、『あっ、誰々のドラミングだね? 』

このようなオンリーワン状態が一番理想だと思うのです。

こうなるためには、トレーニングと
オリジナリティの研究が日々必要になります。

是非、皆さんも日々の練習に加えて
『俺ならこうする!』的なものを作って下さい。

きっと、素晴らしいドラミングに
なっていくと思います。

>>ドラムはセンスか才能か? 

>>ドラムが上達しないときに考えること

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