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子供のドラム練習。効果を出す方法を年代別に考える!

ドラム 子供 効果 練習

子供が大人と違うものに
『集中力』と『理解力』があります。

同じテクニックを教える場合でも、
まったく別のアプローチが必要になってきます。

私は長い間、子供に対してもドラムを
教えてきた経験があります。

このページでは、その経験を元に
まとめていますので、参考にされて下さい。

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Contents

年齢別に分けた教え方

就学前の子供にどう教える?

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私の教室には就学前の子供はほとんどいません。

問い合わせがあった場合
親御さんに実際にスタジオに来ていただき

ドラムセットの大きさや音量などを
確認してもらっています。

また、リズム楽器よりピアノなどの
音感楽器を優先されることを話します。

したがって、就学前の子供の入会は
ほとんどありません。

この年齢の子供がやりたいのは、
遊びの要素が強いものです。

もし、楽器を習わせたいとお考えなら
大手楽器メーカーが行っている

幼児教育を主体にしている教室に
通った方がよいと思います。

そうすれば、音感とリズム感の両方を
身につけることが出来ます。

小学校低学年の子供にどう教える

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小学校の1,2年生の子供たちで、
ドラムに目覚める子が全体の内の数%います。

この子供たちはまだ、楽器というより
玩具の感覚でドラムに惹かれています。

そのため、いざドラムのトレーニングを
開始しても続かないことが多いのです。

この年齢の子供に適しているのも
やはり鍵盤楽器を使った『音感教育』です。

子供の耳というのは、おおよそ12歳
くらいを臨界期として、成長がストップします。

12歳以降は音の音階の判断がしづらくなっていきます。

ですので、この時期は鍵盤楽器を中心に
音楽を習った方がトータルで音楽が成長できると断言できます。

しかし、子供に興味が全くなかったら
鍵盤も続きませんから、その場合はドラムをしてもいいと思います。

小学校高学年の子にどう教える?

小学校3,4年生になると脳の理解が
はっきりしてきますから徐々に教え方を高度に持っていけます。

しかし、やはり進む進度はゆっくり、
妙な癖がつかないように丁寧に伝えます。

同時に素晴らしいドラマーの演奏を
多く見せ、そのモーションを脳にインプットします。

身体的に動かなくても、焼き付いた
イメージは将来綺麗なフォームが出やすくなります。

中学生の子にはどう教える?

ドラム 子供 効果 練習

中学生になると完全に大人と同じ教え方が出来ます。

レッスンの幅は広がり、興味をもって
取り組む子供たちはどんどん成長します。

湯水のように吸収するする姿はとても楽しいものです。

しかし、音楽のジャンルの偏りが
出てくるのもこのころです。

多くが、特定のジャンルにしか
目を向かなくなる子供多くいます。

そこで重要なのは、その気持ちを尊重し
あらゆるジャンルを伝えていくことです。

将来的に応用できやすいトレーニングを行います。

それが出来ないと、同じことしか
出来ないドラマーになってしまいます。

バランスが大事ですね!

子供のドラム練習で一番大事なこと

ドラム 子供 効果 練習

きちんとドラムを上達させたい場合
中学以降のトレーニングで十分と考えます。

小さいころは音感教育を中心に
鍵盤で行うと、後々雲泥の差となって現れます。

しかし『好きこそ物の上手なれ』
という諺通り

好きな人は子供、大人関係なく
上手くなっていくことも事実です。

興味が湧かなかったら、
どんなに頭脳明晰でも上手くなりません。

最後は、どれだけ好きになるか、
情熱をもって取り組むことが
出来るかにかかっているのだと思います。

我々、大人の役割は、この『興味の芽』
を摘み取らないことが一番ではないでしょうか?

才能ある子供をもっと育てたいと思います。

>>子供のドラムは何歳から? 早期教育がいい訳ではない理由!

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