ドラムに限らず他の楽器や継続が必要な
ものは必ずと言っていいほど波があり、
調子が良い時は何時間でも出来るのに、
途端にやる気を失うことも多いものです。
ここでは、長く継続が出来るように
色々と述べていますので参考にして下さい。
Contents
続けられる人とそうでない人の差
プロ志向の人
私は長い事ドラムをやってきましたから
私自身の波も良くわかりますし、
20年以上教える仕事もしていますから
ドラムを修行中の人の波も良くわかります。
一番やる気があり継続できる人は、
最初から『職業的ドラマー』を目指す人です。
こうした人は、自分の波も自覚していて
波が低下した場合の対処方法も心得ています。
したがって、自分で工夫して乗り切ることが容易なのです。
ターゲットとなる練習やライブを
自分の生活の中心に置き、
例え会社勤めをしていようとも、
自分で計画し仕事もドラムもやり通します。
そのうち、お金が発生するような仕事に出会うようになります。
長く経験がある人
一方で、長く続けている人でも、
全く成長しない人がいます。
これは長く続けているだけで、
トレーニングを全くやってこない人ですが、
こういった人は既に『諦め』が入っていて
モチベーションが首の皮一枚で繋がっているタイプです。
こういった人は、自分で目標を決め
それに向かって行動を起こすしかありません。
例えば、
・ライブセッションには必ず参加する。
・今月中にダブルストロークのテンポ180まで超える!
といった具合です。
強引にでも目標設定してやり、
それを達成した場合に再びやる気が起こります。
自分の技術を上げてくれる人は、
先生でもなければ、教則本でもDVDでも、
アーティストでもないということを
1日も早く自覚することから始まります。
挫折の経験がある人
自分なりにトレーニングして参加した
ライブやセッションが上手くいかず、
失意のどん底に落ちたような
感覚さいなまれる人が多いのですが、
そういった人は完璧主義の人で、
少しの失敗もイヤという人ですね。
はっきり言って、失敗は必ず起こります。
世の中で活躍している人は皆さん、
失敗の塊と言っても過言ではありません。
要は、失敗しても継続しながら、
徐々に修正していく作業が出来るかです。
時間がないと嘆いている人
時間が無く練習時が出来ないと
思っている人ですが、
本当に時間がないのでしょうか?
多くの人がドラムセットに座り、
きちんとした環境で練習しないといけないと考えています。
それは全く間違った考え方で、
上手い人や様々な分野で活躍している人は、
細切れ時間を使って多くの事をやっています。
朝、5分の時間があるなら、
その5分を使い集中してスティックコントロール、
通勤時間ではコピーしたいフレーズを
ABリピートしながら集中コピー、
昼休みに5分だけスティックコントロール、
帰宅して5分リズムパターン、週末は、1時間総復習。
どうでしょうか?
やろうと思えばやれます。
要は『情熱』次第ということなんです。
年齢を言い訳にしている
私の教室では、定年退職された人が多く通われています。
趣味でドラムを楽しみたいという層です。
そういった人は自分のペースで
好きな曲を叩けるようにする練習が一番です。
出来るだけ、音楽のお店に行き、
ジャムセッションに参加してください。
1曲演奏できれば世界が変わってきますよ。
管理人川端のまとめ
何かが完成してから、○○をやるという
考え方では、時間がいくらあっても足りません。
何かをやりながら、
新しい行動を起こす癖をつけてください。
そうすれば、モチベーションは湧き続けます。
もう一つ大事な考え方です。
置かれた現状に感謝しながら、1日1日を
区切って生活すると、どんどん質が良くなります。
あなたと同じように行動できない人が
沢山いるということを忘れてはいけません。