楽器の学び方にも色々あります。
例えば、個人で運営している教室に通う
専門学校に通う、大学に通うなどです。
これらは全て教える人がいて、
教わる側がいるという関係性です。
反面、教則本や教則DVDなどは、
一方通行で、教わる側だけが存在している学習方法です。
通信教育やインターネットも同様ですね。
では、学習者にとって
一番効果があるものとはどんなものでしょうか?
このページでは、
『楽器の通信教育。効果を出すための活用方法』
と題しまして色々述べています。
Contents
楽器初心者の場合
楽器を始めたばかりの人は、
例外なく『先生と生徒』という間柄が有効です。
これは、全く予備知識がないものを
テキストで学んでも頭に残りにくいということと、
学問と違い技術取得が必要なものは、
実例が必要になるからです。
こうしたことから初心者は指導者の元
基礎構築を図った方が有効です。
しかし、中には性格の不一致等の問題から
先生と合わない人もいるかもしれません。
そういった場合は、どんどん教室を
変えて自分にあった先生を選ぶということもありです。
私の場合は最短でうまくなるには?
ということで様々な教室に通った経験があります。
ですので、教室を変えることは
有効であると自信をもって言えます。
独学を選ぶ人もいるかもしれませんが、
やはりオススメできません。
独学で成功する人もいますが、数%でしょう。
やはり基礎が終わるまでは、
メンターとなる人に指導してもらってください。
楽器の通信教育が効力を発揮する場合
通信教育や教則本、インターネットの
無料動画で効力を発揮する人は、
ある程度基礎力が完成している人です。
こうした力を持っている人は、
ほんの一言や一瞬の動作を見ただけで、
そのヒントが分かります。
それから自分でどんどん広げていけるのです。
基礎力のある人は、
応用する力があると言えます。
ほとんどの人は『ルーディメンツ』の
テキストを練習する場合、
スティックコントロールで終わってしまいます。
しかし、基礎力がある人は
『じゃあ、これを足でやってみよう』
『3連符で読み換えよう』
と自分自身で練習課題を作ってしまうのです。
一つの教材から何通りの練習方法を見出し、
どんどん発展させていく力があるということです。
本物のクリエイターは違う
これまでのお話は、いわゆる『技術の向上』といった面です。
しかし、クリエイターは全く世界が違います。
クリエイターとプレイヤーは
経営者と職人のような関係ですので、
求められる能力がまるきり違います。
自分がどのように音楽に向き合うかで、
方向性が違ってきますから、
最初の時点で目標を見失わないようにしてください。
クリエイターに必要なものは、
こうした教育的なものではなく
『発想』と『行動力』だと思います。
この発想もゼロの状態から生み出すには
並大抵の努力では出来ません。
クリエイターになるのも
プレイヤーになるのも
両方難しいということは確かなようです。