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ドラムの値段について。初心者から上級者までの考え方

ドラムの値段は
幾らぐらいなんでしょうか? 

ドラムって全部揃えると
高いイメージがあるんですが? 

このような質問を
生徒さんやその親御さん、
または一般のリスナーの方から
受けることがあります。

このページでは
『ドラムの値段』
に関して述べてみたいと思います。

初心者用セット
よく楽器店や
インターネットの通販業者には
『初心者セット』とか
『ビギナーズ・フェア』といった具合に、
ターゲットを
ドラムの事を何も知らない人に
しているお店が多数あります。

そういった中に選ばれる楽器は、
価格も安価で、
小学生のお年玉程度で
買えるものなど多数あります。

この図式は
『初心者=安物』
という考え方からきています。

何も初心者だからと言って、
高価なものを使ってはいけない
ということはありません。

多くの楽器は
値段に比例していますので、
高い楽器はそれなりの
耐久性や音色を持っています。

全くわからなければ、
目利きのある楽器店の店員さんや
上級者の方に意見を聞いて
購入することがオススメです。

初心者の人で、
いつまで続くかわからない
お試しでという人も
中にはいると思います。

私の経験上、
そういった考えの方は
十中八九、途中で止めます。

こうした人は、
購入するだけで
満足してしまい、
根幹にあるトレーニングを
全くしません。

中には面白さに目覚めて、
高額のドラムを購入する例が
ありますが。

中級者用、上級者用セット
中級者、上級者になってくると、
もう何も説明はいりません。

自分で試行錯誤しながら、
予算を考えて購入しだします。

ただマニアックな人もおり、
肝心なトレーニングはせずに
収集家になる人も出てきます。

私も収集家の一人ですが、
きちんとトレーニングしていますし、
無駄な買い物は一切しません。

例え今、使用していなくても、
将来的にどう使うかを
考えながら購入しています。

俳優の渡辺博之氏は本業の傍ら、
ドラムのトレーニングを続け、
ドラマーとしても
素晴らしい演奏をされています。

いつぞや、テレビで
シンバルのコレクションを見ましたが、
なんとも圧巻でした。

オールドKのジルジャンから、
喉から手が出るくらい
欲しいものばかりです。

氏はコレクターでもありますが、
きちんと本業と
ドラムのトレーニングを
やっているので見習いたいですね。

安物は悪い楽器なのか?
楽器の良し悪しは
値段に比例すると
述べました。

これは正論なのですが、
キチンとした
ドラムメーカーの商品なら、
低価格の商品も
耐久性はよく、
長く使い続けることが出来ます。

具体的な例として
挙げるならば、
ヤマハのフットペダルに
『FP-720』
という型番のペダルがあります。

これは1980年代に
発売されたペダルで、
私も一番最初に購入したペダルです。

当時、このFP720は、
低価格のラインアップの
ペダルでした。

値段も7000円程です。

他にも上級ペダルとして
いくつかのモデルが
販売されていました。

その後、生産完了に伴い
ヤマハの製造ラインから
姿を消すことになります。

しかし、
その操作性や耐久性は、
多くのプロドラマーや
一般ユーザーに支持を得、
復刻版が発売されることになります。

製造ラインは
台湾での稼働になり、
旧品番と復刻版ではベルトなどに
少々変更点があるのですが、
全く違和感なく踏めます。

値段は現在、
倍以上するようになり、
立派に上位機種の
ラインナップに入っています。

これこそ
安物は粗悪品
という考え方から
ずれているものです。

国内のドラムメーカーの商品は、
低価格でも品質が
良いものが多数あります。

ドラムに限らず、
この世の中に残っているもの、
定番と言われている商品は、
それなりのものを持っています。

安いもの、高いもの、
ただ単純に値段だけで比較せず、
自分で調べるということも
非常に大事になってきます。

注意点があります。
全く無名メーカーの場合、
値段が高額でも
粗悪品が有るということを
忘れないでください。

管理人川端のまとめ
・ドラムの値段に関する質問を生徒さんやその親御さん、または一般のリスナーの方から受けることがある。

・初心者セット』とか『ビギナーズ・フェア』といた具合に、ターゲットをドラムの事を何も知らない人にしているお店が多数ある。

・『初心者=安物』という考え方からきている。

・初心者だからと言って、高価なものを使ってはいけないということはない。

・全くわからなければ、目利きのある楽器店の店員さんや上級者の方に意見を聞いて購入することがオススメ。

・いつまで続くかわからない。お試しでという考えの方は十中八九、途中で止める。

・購入するだけで満足してしまい、根幹にあるトレーニングを全くしない。

・中級者、上級者になってくると、自分で試行錯誤しながら、予算を考えて購入するが、収集家になる恐れがある。

・キチンとしたドラムメーカーの商品なら、低価格の商品も耐久性はよく、長く使い続けることが出来る。

・全く無名メーカーの場合、値段が高額でも粗悪品が有るということを忘れてはならない。

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