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ドラムのタムを使用したフィンガリング強化方法

ドラム タム

普段、練習パッドやスネアで
ルーディメンツなどを
トレーニングしている人でも
同じフレーズをタム上で行うと
思うような成果が出ないものです。

その原因は、
ヘッドの貼りと角度などの
位置関係から来ています。

逆に言えば、
タム上で上手くコントロールできる
ようになると、
スネア上では簡単に感じられるので、
トレーニングには是非とも
取り入れたいものです。

このページでは、
タムを使ったトレーニング方法の
アイデアをいくつかご紹介します。

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Contents

タム回しの順番を変えてみる

ドラム初心者の段階では、

スネア→ハイタム→ミドルタム→フロアタム

という流れで
タムを移動することが
一般的だと思いますが、
これを可能な限り
バラバラにトレーニングします。

例えば、

・スネア→ハイタム→フロアタム→ミドルタム
・ミドルタム→ハイタム→ミドルタム→フロアタム
・スネア→フロアタム→スネア→フロアタム
・スネア→スネア→スネア→フロアタム→

etc…

上記のように
ご自分で作っていくのです。

縦の動き、横の動き、斜めの
動きが加わり、
同じフレーズでも難易度が
どんどん変化していきます。

このトレーニングは
体幹をコントロールすることも
出来ますので、
是非チャレンジしてみてください。

補足としてですが、
フレーズは必ず歌いながら行ってください。

スネア上で歌いながら
出来るフレーズでも
横や斜めの動きが加わると、
つっかえます。

これは脳の指令に対して、
反応が出来ない証拠ですので、
スピードを遅めにして
再トライを繰り返してください。

スピードは
スネア単体で出来る早さまで、
タム移動を練習します。

完全に一致することは
難しいですが、
これが目安として考えて下さい。

フロアタムを使ったフィンガリング強化方法

ドラムセットの太鼓群で
一番跳ね返り辛いものと言ったら、
フロアタムです。

このフロアタムをさらに緩めて、
指のトレーニングとして使います。

完全に緩めてしまうと、
スクイズの感覚を覚えられませんので、
ギリギリ、
リバウンドが出来るまで緩めます。

この緩めたフロアタムを使用して、
ダブルストローク、
パラディドルなどの
ルーディメンツを行います。

ある一定期間
トレーニングしてみてください。

その後、
スネアでトレーニングすると、
自分の指ではない位
動くことを保証します。

楽器の練習は、ある程度
負荷をかけてあることが重要で、
その負荷を楽しんで
プレイできるようになると、
一段階上達しています。

上記の練習はかなり、
フィンガリングの強化に
繋がりますので是非トライしてください。

ドラムのセッティング

通常のドラムセットは、
4点セットや3点セットなどがあります。

私の場合、ロックのときは4点、
ジャズのときは3点という感じで
使い分けています。

なぜ使い分けているのかというと、
ジャンル毎にテクニックのやり方を変えるからです。

ロック系のフレーズをプレイする場合、
割と大きなモーションで行うため、
スネアとタムタムの距離があります。

一方、ジャズの場合、
よりフィンガリングを重視した
テクニックをするため、
コンパクトなセッティングにするのです。

タムの位置もスネアとほぼ変わらない
くらいまで落とします。

以前は両方同じセッティングで
プレイしていたのですが、
どうしてもノリに
違和感を覚えるようになり、
ジャンル毎でセッティングを
変えるようにしました。

私にとっては大成功で、
セッティングだけで
こうも体の機能が変わるのかと感心したものです。

しかし、
これはあくまでも
私の個人的な感想です。

プロ・ミュージシャンの中では、
ロックだろうがジャズだろうが
同じセッティングでプレイする人も
沢山います。

ですので、
あなたはご自分のスタイルでプレイしてください。

管理人川端のまとめ

・普段、練習パッドやスネアで
ルーディメンツなどを
トレーニングしている人でも
同じフレーズをタム上で行うと
思うような成果が出ない。

・原因は、ヘッドの貼りと角度などの
位置関係から来ている。

・タム上で上手く
コントロールできるようになると、
スネア上では簡単に感じられる。

・タム回しは、
可能な限りバラバラに
トレーニングする。

・フレーズは必ず歌いながら行うこと。
出来なければ、スピードを落とすこと。

・ドラムセットの太鼓群で
一番跳ね返り辛いものと言ったら、
フロアタム。

・ギリギリ、
リバウンドが出来るまで緩め、
フィンガリングのトレーニングを行うこと。

・楽器の練習は、ある程度
負荷をかけてあることが重要。

・ジャンル毎に
テクニックのやり方を変えるため、
ドラムセットのセッティングも変える。

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