このページを見ている人の中には、
全くドラム未経験で、これから
ドラム教室や上手いドラマーの
レッスンを受けてみたいと
考えている人も多いでしょう。
このページでは、
私がドラム教室に通い出した頃の経験と、
ドラムを教え出して
20数年間の経験を元に話してみたいと
思いますので、
どうか参考にして下さい。
トップページにも書いていますが、
私はかなりのドラム教室に
通った経験が有ります。
色々な先生を見て聞いて学んできました。
全くの初心者の頃は、
どの先生を見ても上手く感じられ、
どこの教室に通うのか全く分かりませんでした。
一番最初に思っていたことは、
とにかく全く知識が無い状態で
教えてもらい、
レッスンの最後は納得が
いくかどうかで判断していました。
教える立場の人間は、
全くの初心者の気持ちが
分からない人も多く、
何故出来ないのだろう?
と疑問を持つ先生もいます。
自分自身もそうした過程を
過ごしてきたはずなのに、
そういうことは忘れてしまうのです。
こういったタイプの先生は、
少しドラムをかじった生徒が入ると、
やり易いと感じます。
それはそうです。
私も教える仕事をしていますから、
知識がある生徒に教えることは、
楽で楽しいのです。
逆に全くの初心者の人は、
何倍も労力を使います。
しかし、レッスンプロとしての見方は、
どんな状況になっても
生徒が満足し、納得し、
やる気を出して帰ってもらうことです。
もし、
生徒が納得せず『?』の状態で帰ったら、
その先生は教えることに関しては
力不足ということになります。
某予備校のカリスマ講師たちは、
この辺を徹底的に考えて、
いかに納得させて
生徒に帰ってもらうかを考えています。
ですので、
あなたがドラム教室を選ぶ際は、
最初の体験レッスンで
じっくり講師の質を判断するといいでしょう。
ここで初心者にとって大事なポイントを
上げておきます。
・複雑な音楽用語を
なるだけ使わないレッスン。
・全て意味が理解できて、
頭が整理出来る。
・誰が聞いても
理解できるだろうなと感じる。
・レッスンスピードを
生徒に合わせてくれる。
その他にも、色々な要素がありますが、
大体これ位で大丈夫でしょう。
先ず複雑な音楽用語の件ですが、
講師の中には、
生徒が最初から知っているものと思い
語り始める人もいます。
4分音符の4の字もわからないのに、
いきなり譜面を渡されるなどです。
経験豊かな先生は、
言葉もわかりやすく
全て一つの流れの様に説明が出来ます。
一方、不慣れな先生は、
言葉足らずで、
どこか『?』のようなレッスンに
なっているものです。
また、
筋肉の動きも初心者の方は、
全く動きません。
これも、講師の中には
動くものとして教える先生がいますが、
最初の手足の分離などは
本当に大変なものです。
その大変さを忘れてしまっている人もいます。
1回の体験レッスンで、
『あ~楽しかった!』という感覚が残れば、
そのレッスンはその人にとっては
成功、選んでも良いドラム教室
ということになります。
しかし、
ここで良く考えてもらうことが
あります。
その後は自己の努力次第です。
それから自身の練習と知識の増加で、
その教室を卒業する時が来るでしょう。
ドラム教室の場合、
学校や塾と違い、
カリキュラムがありません。
やる気と実力が付けば、
どんどん鞍替えをしてもかまいません。
私はその様に各教室を
渡り歩いてきましたし、
今でも上手い人を見つけては、
お金を払ってレッスンを受けています。
アマチュアであってもです。
中には一人の先生を崇拝し、
ずっとその先生に習う人もいます。
それはそれで良いと思います。
私もそういった師匠を3人持っています。
未だに越えられないと
思っていますし、
越えたいと思っています。
とても尊敬する先生です。
私もそうでありたいと常に思っています。
【管理人川端のまとめ】
・全くのドラム初心者は、どの先生を見ても上手く感じられ、どこの教室に通うのか全く分からない。
・全く知識が無い状態なら、レッスンの最後で納得がいくかどうかで判断する。
・教える立場の人間は、全くの初心者の気持ちが分からない人も多く、何故出来ないのだろう? と疑問を持つ先生もいる。
・自分自身もそうした過程を過ごしてきたはずなのに、そういうことは忘れてしまう。
・教える仕事をしている人は、知識がある生徒に教えることは、楽で楽しい。逆に全くの初心者の人は、何倍も労力を使う。
・レッスンプロとしての見方は、どんな状況になっても生徒が満足し、納得し、やる気を出して帰ってもらうことが重要。
・生徒が納得せず『?』の状態で帰ったら、その先生は教えることに関しては力不足ということになる。
・経験豊かな先生は、言葉もわかりやすく全て一つの流れの様に説明が出来る。
・1回の体験レッスンで、『あ~楽しかった!』という感覚が残れば、そのレッスンはその人にとっては成功、選んでも良いドラム教室ということになる。