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シングルストロークの練習を応用した手足の分離

手足 分離
ドラムは四肢をバラバラにして
演奏する楽器です。

バラバラにするとしても
縦横無尽に動かせる
ということは不可能で、
ある一定のパターンを
体に覚え込ませる
ということが必要になってきます。

ここでは、
過去に私が練習してきたもので、
素晴らしい効果を上げた内容を
ご紹介いたします。

私の生徒にも同様に
レッスンをおこないましたが、
効果はテキメンで、
皆さん、かなり体が動くようになりました。

では早速やっていきましょう。

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Contents

足から始まるシングルストローク

STEP1 ノーマル

手足 分離
この譜面は足から始まる
シングルストロークです。

以下に手順を書いておきますので、
それぞれプレイしてみて下さい。

①右手のみ
②左手のみ
③右左の交互
④左右の交互

ハイハットは使いません。

初心者の最初の壁はテンポ90です。

今まで全くこうした練習を
してこなかった人は、

例外なくテンポ90が叩けません。

まずはテンポ90を目指してください。

STEP2 左足に4分音符を入れる

手足 分離
手順は上記と同じですが、
左足のハイハットを
4分音符で踏みます。

両足が同時になる部分がありますから、
そこをしっかり意識してください。

また、
右足が左足につられないようにして下さい。

STEP3 4分音符のウラにハイハットを入れる

手足 分離
今度は4分音符のウラに
ハイハットを入れます。

8分休符の部分は

『空踏み』

を必ず行うようにしてください。

STEP4 ハイハットを8分音符で刻む

手足 分離
左足のハイハットを
8分音符で刻みます。

この場合、両足が全て同時になります。

管理人川端のアドバイス

恐らく、全く手足の分離を
したことが無い人は、
ほとんど動かないと思います。

ですので最初はテンポ60ほどで
スタートし、
少しづつテンポアップしてください。

練習の方法ですが、
テンポ100までは必ず
3分以上出来るようにし、
110は2分、
120は1分
としてください。

どこかのテンポが出来ないとしたら、
その一つ前に戻り、
も一度3分行うようにしてください。

【練習方法】
テンポ60 3分
テンポ70 3分
テンポ80 3分
テンポ90 3分
↑出来ない場合、テンポ80を3分

テンポ100 3分
テンポ110 2分
テンポ120 1分

テンポ120まで動かせるようになると、
かなり体が動くようになりますので、
是非チャレンジしてください。

3連符に読み替える

上記のトレーニングを十分におこなったら、
今度は3連符読みに変えてトレーニングします。

足から始めるシングルストロークは
同じですが、
ノリが跳ねるリズムになります。
手足 分離
この練習は主に
4ビートジャズのドラムソロ用の
トレーニングになります。

この場合の手順は

『右左の交互打ち』

のみでかまいません。

左足のハイハットは、
2拍4拍目に踏みます。

十分に練習が出来たら、
シンバルレガートを4小節加え繰り返します。

テンポは120です。
4バース

高速レガートの応用

上記の16分音符が
120で叩けるようになると、
8分音符に換算すると
テンポ240が叩けることになります。

もし、110以上叩けるようになったら、
左手にシンバルレガートを
入れるようにしてください。

テンポ240は
完全に跳ねる感覚がなくなり、
フラットな8分音符に移行しています。

シンバルレガートはリバウンドを
使用しプレイしてください。
高速レガート

管理人川端のまとめ

・ドラムは四肢を
バラバラにして演奏する楽器。

・バラバラにするとしても
縦横無尽に動かせるということは不可能。

・初心者の最初の壁はテンポ90。
例外なくテンポ90が叩けないので、
まずはテンポ90を目指す。

・練習の方法は、
テンポ100までは
必ず3分以上出来るようにし、
110は2分、120は1分とする。

・どこかのテンポが出来ないとしたら、
その一つ前に戻り、
もう一度3分行うようにする。

・3連符のトレーニングは、
主に4ビートジャズの
ドラムソロ用のトレーニングになる。

・3連符のトレーニングは、
『右左の交互打ち』のみ。
左足のハイハットは、
2拍4拍目に踏み、
シンバルレガートを4小節加え繰り返す。

・16分音符が120で
叩けるようになると、
8分音符に換算すると
テンポ240が叩けることになる。

・テンポ240は
完全に跳ねる感覚がなくなり、
フラットな8分音符に移行する。

・シンバルレガートは
リバウンドを使用しプレイする。

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