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ドラムとベースの相性は大事。合わないと感じたら。

ドラムとベースは
夫婦のような関係に
揶揄されて表現されます。

リズム隊である
ドラムとベースが
しっかりしている
バンドは本当に気持ちよく、
フロントの人も
伸び伸び歌うことが
できます。

しかし、一方で、
テンポキープが
上手くいかないで
悩んでいる人も多く
いるのは現実です。

ドラムとベースが
ずれる原因を考えた場合、
いくつか考えられますので、
その例を挙げてみたいと思います。

①お互いが初心者で練習不足

この場合は、
致し方ありません。

熱意が有れば
時間とともに
解決する問題ですので、
そう心配は要りません。

②力の均衡が崩れている。

お互いの実力の差が
離れすぎている場合に
起こります。

この場合の
メリット・デメリットは、
実力の下の方が
上手くなっていき、
実力の上の方が
下手になっていく
という事が挙げられます。

③お互い実力がある。

楽器経験も長く、
お互い相当な基礎力が
あるにも関わらず、
ズレが生じる場合が
あります。

これは、
気持ちの問題や
好みの問題で
感じられる
『隙間』
のような感覚です。

この場合は、
お互いに気心の知れる
関係を作るという努力が
必要です。

以上簡単ではありますが、
ドラムとベースについて
いくつかの原因を
述べてみました。

これらの課題を
解決するためには、
一体どうすれば
良いと思いますか? 

それは至って簡単で、
同じ材料を
時間をかけて
取り組むしかありません。

アメリカのシンガーでもあり
ベーシストでもある
アーティストがいます。

彼は全米トップレベルの
ミュージシャンを
半年から1年間雇い、
一つのコンサートの為に
合宿を行いました。

場所は、古いお城をかり、
機材や周りのスタッフ全てを
そこに住まわせたのです。

トップレベルの
ミュージシャンですから、
実力はわかりきっています。

しかし、
そのアーティストは、
生活のほとんどを
一緒に送ることで、
より大きいスキンシップを
送ることができると
考えたのです。

その後のツアーや
コンサートは大成功を収め
ミュージシャン同士の絆は、
より深いものとなったのです。

この話を聞いた後で、やはり
コミュニケーションは
必要だと強く感じるようになりました。

私たちはそこまで
しなくとも、
同じ仲間で
ドラムとベースの相性を
高めることが出来ます。

それは共通のテキストを
使い、練習をすれば
解決するのです。

そこで、
オススメしたいのが、
リットーミュージックから
発売されている

『ドラム&ベース 
コンビネーション』

という本です。

この本の初版は
1999年ですから
古い本です。

今は廃版となっていますが、
もし中古でみかけたら、
是非購入されてください。

ドラマーなら持っていても
損はない書籍です。

この本は1から5までの
セクションに分かれており、
様々なリズムパターンを
ドラムとベースで
練習できるようになっています。

セクション1は、音符の理解と
ビートに関するもので、
テンポ指定もあり、
基礎の基礎から練習が可能です。

セクション2は8ビートや16ビートを使い
本格的なロックリズムを題材に
練習が出来ます。

各例題には著者の
アドバイスも掲載されており、
上達の為のヒントが散りばめられています。

セクション3は、
ジャズに特化してあり、
ウォーキングベースと
シンバルレガートの感覚が練習できます。

セクション4はフィルインの項目です。

ある一定のリズムパターンを
しながらフィルインを入れる場合、
その時点ではやくなったり、
モタったりするのですが、
このセクションはそのずれを
矯正できる練習課題が
与えられています。

セクション5は、
ラテンリズムに関してです。

ラテンはロックにも
劣らず人気のあるジャンルですが、
なかなか一緒に出来る機会は
少ないリズムです。

この本で紹介されている
ラテンのリズムは
代表的なものばかりですので、
是非押さえておいてください。

管理人川端のまとめ
・ドラムとベースは夫婦のような関係に揶揄されて表現される。

・リズム隊であるドラムとベースがしっかりしているバンドは本当に気持ちよく、フロントの人も伸び伸び歌うことができる。

・ドラムとベースがずれる原因を考えた場合、いくつか考えられる。①お互いが初心者で練習不足。②力の均衡が崩れている。③お互い実力がある。

・解決方法は、同じ材料を時間をかけて取り組むこと。

・アメリカのシンガーでもありベーシストでもあるアーティストは、全米トップレベルのミュージシャンを半年から1年間雇い、一つのコンサートの為に合宿を行なった。

・生活のほとんどを一緒に送ることで、より大きいスキンシップを送ることができると考えた。

・リットーミュージックから発売されている『ドラム&ベース コンビネーション』はドラムとベースの関係作りに役立つ。

・セクション1は、音符の理解とビートに関するもの。

・セクション2は8ビートや16ビートを使い本格的なロックリズムを題材に練習が出来る。

・セクション3は、ジャズに特化している。

・セクション4はフィルインの項目。

・セクション5は、ラテンリズムに関して。

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