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バンドスコアとは何? 見にくいパート譜の改良方法と、プロの譜面をご紹介します。

憧れのバンドのコピーバンドを組み、
早速、市販のバンドスコアを買ってみた!

いざ、練習を開始すると、分厚くて
譜面をくめくる時間もない!

コピーしたはいいが、何枚ものページに
なり、とてもじゃないが演奏どころではない!

これは、ある高校生の生徒が私に
言ってきたことです。

皆さんも経験あるのではないでしょうか?

このページでは、市販のバンドスコア
を快適に使用する方法と、

実際、プロが現場で使う譜面をご紹介
致します。

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Contents

バンドスコアとは完全に楽曲をコピーしているので、分厚く、見にくいんです。

出版社から販売されているバンドスコア
には様々なタイプがあります。

ピアノだけの譜面や、コードだけの譜面
などそれぞれに役割があります。

バンドスコアとは、バンドごと楽曲を
それぞれのパートに分けてあり、
完全な音程やリズムを採譜したものす。

おそらく、初めてバンドを組んだ人が
最初に手にする楽譜ではないでしょうか?

各パートごと、完全コピーですので、
分厚く、ページを見ながら練習は出来ません。

1曲まるまるコピーしても、数ページで
数メートルになってしまいます。

バンドスコアを見やすくする方法~パート譜の作り方

分厚く、長いバンドスコアですが、
見やすくする方法があります。

はさみとノリ、それと厚めの紙を用意して下さい。

①先ず、練習したい曲を最初から最後
までコピーして下さい。

②ドラムパート譜だけを切り取ります。

(順番はしっかり分かるようにして下さい。)

③A3ほどの広さの少し厚めの紙に貼り付けていきます。

※厚めというのがポイントです。
ノリやテープの重さで次第に曲がっていくからです。

④ダル・セーニュやコーダなどに
色を付けて行きます。

ダル・セーニュは赤色
コーダは青色という具合です。

このようにドラムのパー譜譜だけをA3に
貼り付けていくと見開き2枚で1曲が収まります。

多くても3枚くらいではいでしょうか?

バンドスコアの正しい使い方

上記は、バンドスコアを実際の演奏で
使用する方法です。

しかし、バンドスコアの正しい使い方は
こうではありません。

バンドスコアは、『答え合わせ』に
使用します。

どういうことかというと、
先ず始めに自分なりに曲を耳コピーするのです。

自分なり譜面に落としていくことで
曲の構成や雰囲気などが体に浸透していきます。

それから自分なりにリズムや音程を
探すことで、採譜力がアップしていきます。

実際にバンドスコアと照らし合わせる
ことで、何が理解できていないか分かります。

まるで、学校の勉強ですが、
どんなジャンルでも通用するやり方です。

そうしたことを踏まえて、
最終的にバンドスコアを見ながら演奏します。

初めからバンドスコアを見ながら
演奏する癖が付いてしまうと、

ただ譜面をなぞっているような
軽いドラミングしかできません。

是非、上記の方法をやってみて下さい。

プロが使う譜面はどんなものがあるのか?

ドラム初心者 楽譜

プロが使う譜面にはいくつかのタイプがあります。

まず完全コピーの譜面は
現場では先ずありません。

※クラッシックの世界はあります。

ロックやジャズといった現場では
構成とキメが記された譜面を用います。
(上の写真を参照して下さい。)

ドラマーの場合、ある程度方向付けを
してあげれば、後はドラマーのタイムに任せられます。

ガチガチに決められたフレーズより
遙かに良い演奏が出来るためです。

もちろん、盛り上がる場所や
指定されるフィルインなどはあります。

ジャズのジャムセッションなどでは、
メロディやコードだけの譜面を使用します。

その曲の構成を元に、ぐるぐる
アドリブを行っていきます。

管理人川端の体験談

以前、某中学校で演奏とクリニックを
やったことがありました。

演奏後の質問で、とある生徒から
バンドスコアを見せられ、

『ここを叩いてくれませんか? 』
と質問を受けました。

見たら目がチカチカする位の音符で
パッと出来るものではありません。

子供たちは、何でもプレイできると
思っているのです。

完全ではありませんが、
なんとか似せた風のフレーズをやりましたが・・・

中学生は納得してくれたか
分かりませんが、冷汗の体験でした。

譜面の置く場所について

譜面の置く場所も覚えておいた方がいいでしょう。

譜面の置く場所は、『左』、
つまりハイハットの先に置きます。

これは、世界共通と言っていいと思います。

ドラムをプレイする場合は、
体は正面ではなく、少し左を向いています。

右側に比べて距離が近く、
置きやすいといったこともあると思います。

譜面に関して準備しておくもの

譜面台と譜面の他に用意したほうがいいものをまとめておきます。

・クリップを2,3個
・磁石
・布テープ
・クリアファイル

クリップや磁石は、『風防止』です。

現場によっては野外で演奏することも
あります。

強風が吹いているとは、
クリップや磁石で止めておくといいです。

布テープやクリアファイルは、
狭い場所でプレイする場合、
壁に貼るときに使います。

また、クリアファイルは、
野外で雲行きが怪しいときに便利です。

>>耳コピーにチャレンジしてみよう!

>>ドラムの完全コピーは様々な利点がある!

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