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子供は電子ドラムを選ぶべき? そのメリットとデメリット

子供 電子ドラム

ドラムに興味が出た子供たちは、
とにかく本物のドラムセットで叩きたがります。

私は長い間、子供にドラムを教えてきて、
本物を使うことのメリットもデメリットもわかります。

電子ドラムについても同様です。

このページでは電子ドラムについて、

子供が使用する場合のメリット、
デメリットについて解説していきます。

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Contents

電子ドラムのメリット

消音性に優れている

これは、電子ドラムの最大の利点とも言えます。

本物のドラムをご家庭で叩ける
環境の人はごくわずかです。

電子ドラムは家庭での練習に
一石を投じた素晴らしい発明です。

叩く部分は消音性に優れた
ゴム状のパッドまたは網状のパッドですから、

耳に優しく、様々なテクニックの習得に役立ちます。

成長に合わせてることが出来る

電子ドラムには大きく2つの種類があります。

一つはパイプ式の電子ドラムです。

もう一つは本物のドラムセットの形状のものです。

子供が使用する場合に良いのが、
パイプ状の電子ドラムです。

パイプですから、ドラムの高さを
自由に設定できますから、

お子さんの身長の伸び具合で
いくらでも変えることが可能です。

また折りたたむことも出来ますから、

勉強部屋の隅に設置しておいて、
練習するときなど開いて使用できます。

音がよい

電子ドラムの音源というのは、
プロの音源をサンプリングして鳴らしています。

いわば『音の教科書群』と言えます。

もちろん加工されていますから、
本物のドラムでは不可能な音もあります。

こうした素晴らしい音質で練習することは、
耳にとっても良いのです。

いざ、本物のドラムを購入したときも、

この電子ドラムのサウンドを聴きながら
チューニングの勉強が可能になります。

音量の調節が可能

本物ドラムは思いっきり叩くと、
飛行機のジェットエンジン並みの音量が出ます。

これは将来的に難聴を引き起こしますから、
十分な音量調節が必要になります。

電子ドラムは思いっきり叩いても、
音量を気にしないで練習が可能です。

電子ドラムのデメリット

距離感が違う

パイプ式の電子ドラムの場合、

本物のドラムと比べてコンパクトの
作りになっています。

そのため、電子ドラムしか知らない場合、
本物のドラムを叩くと感覚がずれてしまいます。

特に注意して頂きたいのが
バスドラムの位置です。

電子ドラムのバスドラムは
大きくありませんから、

足が届く距離より遠くセッティング
してしまう場合があります。

これはバランスが崩れて
上達出来ない恐れがあります。

週一位はレンタルスタジオで
本物を叩く環境があり、

あとは自宅で電子ドラムを叩ければいいですね!

コントロール能力が付かない

上記の音量調節の部分で書きましたが、

電子ドラムは音量調節が出来るため、
思いっきり叩くことが可能です。

どんなに力いっぱい叩いても、
ある一定の音以上鳴りませんから、

ドラムのコントロール能力が育たないと言えます。

このトレーニングはやはり
本物のドラムでしか育てることが出来ません。

やはりバランスが大事と言えます。

総合的に見ると

こうして電子ドラムのメリット、
デメリットを考えてみるとやはり、

本物のドラムと併用が良いと思います。

メインは電子ドラムで練習しながら、
細かなテクニックの取得には本物を使う

ということがベストでしょう。

いずれにせよ、子供にとって電子ドラムは
必需品ということは間違いないようです。

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