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飽きっぽい子供の習い事をいかに継続させることが出来るか?

飽きっぽい 子供 習い事

私は今では下は6歳から上は80歳まで
様々な生徒さんに教えています。

私は子供に教えることが苦手で
以前はレッスン自体断っていました。

私の場合、理路整然と解説するため
完全に大人向けのレッスンだったからです。

いつも幼児教育をされている先生方は
素晴らしいなぁと感じていました。

しかし、ひょんなことから当時7歳の子を
教えるようになり

それ以降、なにかコツのようなものが
わかり子供に教えることが苦痛ではなくなった経験があります。

このページでは『子供の継続力』を
テーマにお話したいと思います。

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Contents

子供は気まぐれ、気分によって日々変化する

飽きっぽい 子供 習い事

子供は気まぐれですから、
今日はピアノを習いたいと言い出し

次の日はゲームをやりたい
サッカーをやりたいと言います。

これは当然のことで子供が悪いと
いうわけではありません。

ありとあらゆるものに『好奇心』が
出てくるための自然現象と言えます。

ですので色々と経験させるのが一番だと考えます。

その中で、一番面白いと感じたものを
やることがベストだと思います。

一番やってはいけないことは、
強制的に習い事をさせるということです。

強制的にしても止めてしまうのがオチです。

やり始めたら、しばらくは見守ってあげる

飽きっぽい 子供 習い事

私の場合は、小学生低学年には
レッスンというレッスンはしません。

好きなことを聞いたり、私自身が
ドラムを叩いたり

とにかくドラムに対して興味を持つ
ような取り組みを行います。

そうこうしている内にドラムに興味が
出てくる子が出てきます。

そうしたら、音楽的なレッスンを
数分づつ増やしていきます。

例えば30分のレッスン時間だった
5分間だけは音符のレッスン。

そして一ヶ月おきに数分ずつ増やしていきます。

そして30分のレッスン時間をフルで
指導できるようになった子供は次のステップに入っていきます。

色々なバリエーションを変える

飽きっぽい 子供 習い事

テクニックの習得にはある一定の時間が
必要です。

しかし、いくら練習が大事と言っても
毎日同じことをすると嫌になります。

これは大人でも同じですから
練習のバリエーションを変えてやります。

思いっきりドラムを叩ける日
採譜をさせる日

DVDで演奏を見せる日など
計画的に変えていきます。

色々変えていると
何が好きなのかが分かってきます。

必ず挫折するときが来る

飽きっぽい 子供 習い事

子供たちの挫折するパターンには
いくつか共通する部分があります。

一つは人と比べたとき、もう一つは
レッスン内容についてこれないときです。

人と比べるということは、ほとんどが
同世代の友達のドラミングを見てからです。

自分より凄い技を使っている・・・
メチャクチャ速い・・・etc…

ここで、悔しがって練習しまくる子供は
放っておいても大丈夫ですが

心が折れてしまった子供は
しばらく見守って下さい。

楽器が好きな子供ですと
必ず戻ってきますから

戻ってきたらその子のペースで
レッスンを再開すればいいと思います。

戻ってこない子供は残念ながら
縁が無かったのだと諦めるしかありません。

レッスン内容についてこれない場合は、
レッスンの進度を遅くします。

出来る課題を増やし自信に繋げるような
レッスンですね。

いったん自信が付くと子供は
見違えるように伸びていくものです。

指導者の役目と、親御さんの役目

飽きっぽい 子供 習い事

楽器に限らず、物事は大抵自分次第です。

大人では簡単に理解できることも
子供は分からないものです。

幼少の頃の教育とは技術習得よりも
こうした心の教育だなと思います。

我々指導者は、先ず第一に

『好きにさせること』

ここからが全てのスタートになっていきます。

飽きっぽい子供を継続させるには
このことが一番重要です。

親御さんは決して強制的に
習い事をさせるのではなく

『好きなものを一緒にみつける』

ということが大事だと思います。

運動かもしれませんし
勉強かもしれません。

それさえ発見できれば
自然と継続していきます。

ゆっくり、じっくり
お子さんを育てて下さいね。

>>子供のドラムは何歳から? 早期教育がいい訳ではない理由!

>>子供のドラム練習で注意すべきこと。年代別に見た方法と実践

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