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複数の楽器はマスターできるのか? やった方がいいのか?

楽器 複数

世の中には器用な人がいて、

同時にいくつもの楽器を
操ることが出来る人がいます。

同時に演奏は出来ないでも、
一人で複数の楽器を演奏できる人もいます。

このページでは

『複数の楽器はマスターできるのか?やった方がいいのか?』

をテーマに私の考えを述べてみたいと思います。

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Contents

複数の楽器が出来る人の例

私がよく演奏する店のマスターは、

ギター、ベース(エレキ、ウッド)、
ピアノ、サックスと5つの楽器を奏でることが出来ます。

ドラムのお客さんがいるときはピアノを弾き、

ベースのお客さんがいるときは
ドラムを叩きと日々の客層を見て
楽器を弾いています。

なんでそんな器用な真似が
出来るのか聞いたところ、

学生時代ギターから始めたそうですが、
バンドのメンバーが全員始めての人ばかりで、

自分が全ての楽器を覚えて教えていたというのです。

やはり、当時はそこまで
情報がない時代ですから、

少しでも基礎を身につけていた人が
教えるしかなかったのでしょう。

本当に努力されたんだと思います。

しかし、肝心の演奏技術は、

『帯に短し襷に長し』

といったところで、
全ての楽器が中途半端なのです。

メインはギターですが、
メインであるギターも、
そこまで上手くありません。

人生一楽器

ここからは私の考えですが、

私は『人生一楽器』という考え方を持っています。

私の場合はドラムがメインですが、
その仲間であるパーカッション類も
やろうと思ったことはありません。

というより時間的に出来ないのです。

日々ドラムに接していれば、
新しい演奏技術が現れますし、

その修得時間にも膨大な時間がかかります。

あえてセカンド楽器として
考えるならピアノをしていますが、

これはピアノのマスターというよりは、
音楽を理解するためにメロディ楽器が必要なためです。

(指1本で弾くレベルです。。。)

私の教室には、ピアノの先生や
エレクトーン奏者、ギタリストなど

ドラム以外にメインとなる楽器を
プレイしている人が通っています。

この人たちにとってもドラムという
楽器は、ピアノのためにリズム向上に
利用しているだけです。

決してドラマーになろうという人はいません。

中には欲張りな生徒もいて、
ドラムもヴォーカルもギターも
習っている生徒がいますが、

どれもマスターしておらず、
教室を転々としている人もいます。

非常にもったいないです。

やはり楽器は人生のある一定期間
全てを注ぎ込む位の覚悟でないと、

それなりのレベルにはならないと思います。

指揮者の頭の中

上記の話は各楽器の話でした。
いわゆるプレイヤー目線ですね。

では指揮者の人はどのような感覚なのでしょうか?

指揮者の人も何か主となる楽器が
必ずあります。

プレイヤーほど演奏技術は無いですが、
頭の中に各楽器を俯瞰する能力があり、
司令塔の役目をします。

これは非常に難しく、
なろうと思ってもなれません。

特殊と言えます。
(適当な指揮者もいますけどね)

最終的にプレイヤーで行きたいのか、
それとも作曲など作品作りをやっていきたいのかでも

楽器に対するアプローチは変わってきます。

もし、あなたが複数の楽器を演奏しなければならないのなら

吹奏楽の生徒で、ドラム、ティンバレス、
ボンゴ、グロッケンなどを演奏しなければならない人もいます。

こういった子は負荷がかかり
大変だろうなと思いますが、

解決方法は各楽器、基礎からじっくり
練習していくしかありません。

でもやはり主となる楽器を持ち、
サブ的な考え方で行うことが必要です。

全てを完璧にすれば素晴らしいですが、
なかなか難しいと思います。

指導者の人は、その辺をよく考えてあげる必要がありますね。

子供に楽器を習わせるとしたら

あなたが親の立場で子供に楽器を
習わせるとしたら何を習わせますか?

私はピアノ一択です。

しかし、多くの子供が挫折していることも知っています。

ですので、子供がやりたいと言い出した
楽器にプラスしてピアノをやらせてあげたいと思います。

なぜピアノかと言えば、

ピアノの音感教育だけが
子供の脳の臨界地点に
非常に関係してくるからです。

ですので、子供はできるだけ
ピアノをさせたいと思います。

ドラムは10代後半からでもプロになれます。

>>子供のドラムは何歳から?

>>音楽を仕事にしたい人へ!

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