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ジョン・ボーナムのドラムは、ロックドラミングの原点だ!

ジョン・ボーナム

ドラムを始めた人ならば必ず通るドラマーがいます。

このページでご紹介する
ジョン・ボーナムもそのうちの一人で

世界中のドラマーに影響を与えました。

このページでは彼について
少しばかりのウンチクと私的な思いを綴ります。

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Contents

ジョン・ボーナム(John Bonham)

本名:ジョン・ヘンリー・ボーナム(John Henry Bonham)

愛称はボンゾ。

1948年5月31日 イングランド南西部ウスターシア・レディジ生まれ 。

1980年9月25日没

ジョン・ボーナムの活躍については
なんといってもレッド・ツェッペリンですね。

レッド・ツェッペリンの誕生秘話は、
他の人が書いていますので、ここでは割愛いたします。

私が初めてレッド・ツェッペリンの
ジョン・ボーナムを聴いたときの衝撃は忘れられません。

私の衝撃は、かの有名な3連符の頭抜きのバスドラムです。

『えっ? なんなん? この足?? 』

と思い、何度も繰り返して聞いた思い出があります。

『移民の歌』も同様で重戦車のような
フレーズに鳥肌が立ちまくっていました。

おそらく、このページをご覧の読者も
同様な気持ちになった人が多いのではないでしょうか?

レッド・ツェッペリンは個の集合体

ジョン・ボーナム

レッド・ツェッペリンの存在は、本当に凄いと思います。

ジミー・ペイジ


ロバート・プラント


ジョン・ポール・ジョーンズ


そして、ジョン・ボーナムが揃って初めて

『レッド・ツェッペリン』という・・・

こういったバンドはあまりありませんね。

ジョン・ボーナムの死後、他のドラマー
(サイモン・カーク、またはコージー・パウエル)を加入させ

レッド・ツェッペリンを存続させようと
したらしいですが、この案は採用されませんでした。

本当に解散して良かったと思います。

もし、他のドラマーが入った場合の
レッド・ツェッペリンは全く想像が出来ません。

ジョン・ボーナムは、常にオリジナルにこだわっていた

ジョン・ボーナム

聞けば一発で彼のプレイだとわかる
ドラミングですが、

ただ単純にプレイしていたのではなく、
常にオリジナルにこだわりながらプレイしていたようです。

アメリカ音楽雑誌のインタビューの中に
彼のオリジナルに対する考えがあります。

『確かにトリプルパラディドルを
叩くことが出来たら、本当に素晴らしいって思うけど、

それをやったことに気付くヤツっていると思う?

それに、今、テクニックを駆使したプレイをしたら、

他のドラマーと同じように聞こえると思うよ。

重要なポイントは、オリジナルであること。

ジンジャー・ベイカーのプレイは、
彼が彼であるからこそ出来るもの。

だから、彼のプレイを真似しても意味がないのさ。』

今日(こんにち)のドラマーは、
このオリジナルという部分に

だいぶ欠落していると考えるのは
私だけではないと思います。

しかし、現実には
オリジナルなドラミングとは、
相当難しいことも理解しています。

私たち凡人は、先人たちの残してきた
技を磨きあげ、

自分の個性を出していく方法しかないようです。

プレイを分析していると分かるものがある

オリジナルのドラミングを追求してきた
彼の実際のプレイを分析すると見えてくるものがあります。

ジョン・ボーナムのリズムパターンで
有名なバスドラムの頭抜きの3連符などは、

元々ジャズのコンピングとして
多くのドラマーがやっていた方法です。

(スティックで)

様々な文献を読み込んでいくと、
彼の幼少時代は、ジーン・クルーパや

バディ・リッチ、マックス・ローチの
叩き方を真似していたということですから、

かなりのテクニック部分をジャズから
吸収してきたのだと考えられます。

しかし、他のドラマーと違う点が、
色々なパートに分解して習得してきたというところでしょう。

一般のドラマーは手のテクニックを
足でプレイしようとしませんね?

しかし、ジョン・ボーナムは
それを全てひっくり返して
トレーニングしていたと思ます。

これが彼のオリジナルの方法と勘ぐるのです。

『移民の歌』のバスドラムも
シングル・パラディドルを足で出来れば、容易に出来ます。

今では当たり前になっている
4ウェイ・コーディネーションですが、

当時からそれを実践で演奏してきた
のですから、改めて凄いなぁと感じます。

ジョン・ボーナムのサウンド

ジョン・ボーナム

テクニック的に彼だとすぐわかる
ものですが我々が真似をしてもそう簡単にはできません。

その理由の一つに、サウンドがあります。

ジョン・ボーナムのドラムセットは、
全てラディックのセットになり、

サイズは26インチのバスドラム、
15インチのタム、16,18のフロアタムになり、

60年代後半に製造中止になっているモデルです。

またレコーディング技術による影響があります。

ドラムという楽器は、唯一生音と
レコーディングされた音が違う楽器です。

ですので、ジョン・ボーナムの
雰囲気にならないのは当たり前と考えて下さい。

サウンドに近づけるという作業は、
結構無駄な時間になりますので、

あまり神経質ならないようにしてください。

最後にアルバムです。

このベストはレッド・ツェッペリンの
代表曲が聞けます。

一家に一枚ですね!

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