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ニール・パートのドラムから学ぶ作り込みのフレージング!

ニール・パート ドラム

ドラマーには色々な個性を持っている人
いて、十人十色です。

ドラマーの性質として、アドリブが得意
という人もいれば、

クラシックのようにガチッと完成された
楽曲が得意という人もいます。

それぞれに素晴らしさがあり甲乙を
付けることは絶対にできません。

このページでご紹介するドラマー

『ニール・パート』

は当に後者のタイプのドラマーです。

今日は彼について私的な思いを綴ります。

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Contents

ニール・パート

ニール・パート ドラム

本名:ニール・エルウッド・パート

1952年9月12日 カナダ・オンタリオ州ハミルトン生れ

2020年1月7日(67歳没)

ニール・パートの音楽キャリアは
両親のピアノ教育からスタートします。

しかし、ニール自身はドラムの方に
興味を示し、その後ドラムへとキャリアを転向します。

ドラムへの転向と同じくして直ぐに
プロのレッスンを受けるようになります。

先生はジャズのビッグバンド・ドラマーということで

バディ・リッチ、ジーン・クルーパ

などジャズメンに多大な影響を受けるようになります。

10代の終わり頃になると趣向が変り
ロックに傾倒、この頃からプロになることを決意します。

74年になると、当時ドラマーが脱退した
バンド『ラッシュ』のオーディションに合格、

その後二十数年はほとんどラッシュ1本の活動に専念していきます。

ラッシュ以外の活動と言えば、
バディ・リッチへの思いから

トリビュート・コンサートやアルバムのプロデュースに携わります。

私生活では娘さんや奥さんを
事故で亡くし、彼自身も癌で亡くなります。

本当に残念なことです。

ニール・パートのドラムスタイル

ニール・パート ドラム

ニール・パートドラムスタイルは
徹底的考え出されたフレージングです。

アドリブはもちろんあったと思いますが
そのほとんどが、

曲に対してどう叩くかという考え方です。

まるで、家の設計図のような感じですね。

彼自身、何かアイデアが出たときに
対応できるバンドが絶対必要と語っています。

そういった点でもラッシュ1本にしていた
ことが頷けますね。

またドラムセットに関しても自分の
アイデアを形にするために

360度ドラムセットなどかなり
大がかりなものを使っていました。

もちろん、小さいドラムも使うときもあります。

プレイは変拍子プレイが得意で
変拍子をやりたい人には大いに参考になるはずです。

その他、リズムもフィルインも作り
込んでいるため、完璧な形でコピーが出来ます。

この当たりも勉強しやすいと思います。

ニール・パートは超勉強家

ニール・パート ドラム

バディ・リッチのトリビュート・
コンサートやアルバムのプロデュースの時期

スティーヴ・スミスのプレイに感銘を
受けたニール・パートは、

その師匠、フレディ・グルーバーに師事します。

普通、世界的に有名になったら逆に
教えると思うのですが、

そこが一流の人と凡人の違いということなのでしょう。

このフレディ・グルーバーという人は
『先生の中の先生』という感じで、

世界中のスーパードラマーを教えてきた人です。

挙げるなら、

デイヴ・ウエックル
スティーヴ・スミス
ニール・ソーセン
ピーター・アースキンetc…

錚々たるドラマーばかりです。

この師事でニール・パートのドラムが
どう変わったのかと言えば、

グリップはマッチドからレギュラーへ。

直線的な動きから円運動へと
フレディ・グルーバー・システムそのものになっています。

デイヴ・ウエックルも
スティーヴ・スミスも劇的に変った時期がありました。

それほど素晴らしい教え方だったのだと思います。

上達する人の特徴

どんな分野でも結果を出せる人は
ある特徴があると思います。

『素直な心』と『指導される心』

を持っているということです。

これらの考え方を持っているなら
時間の差はあれど先は明るいですね。

私もニール・パートを見習い
様々な人に師事したいと思います。

ではここから動画のご紹介です♪

ニールのドラムソロ♪作り込んでます!!

ニールのビッグ・バンドプレイ♪

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