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ドラムのグルーヴ~ビートはジャストが基本です!

ドラム ジャスト

ドラムをプレイする場合、
ある人は速く感じるのに別の人は遅く感じる。

ドラムが変わるとバンドの雰囲気が
ガラリと変わる場合があります。

これこそが人間とリズムマシンの差で、
10人ドラマーがいれば10通りの曲になります。

このページでは、ドラムのグルーヴ
について私の考えをまとめています。

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Contents

前ノリ、後ノリを習得するには?

ドラム グルーヴ

リズムの表現に『前ノリ、後ノリ』
という表現がありますが

これは完璧なタイミングに対して
少し早く叩いたり、遅く叩いたりする事を表現しています。

イメージとしてズボンなどのポケットを想像してください。

ポケットが一つの音符だと考えてください。

ポケットにボールペンをさした場合、
ゆとりがありますよね?

ポケットの中央がジャストのタイミング


左側は速いタイミング、つまりは前ノリ


右側は遅いタイミング、後ノリと言った感じです。

どの位置もポケットの範疇なので
正確なのですが、その違いが出てきます。

こういった前ノリ、後ノリを
最初から取得することは出来ません。

これらを自在にコントロールする為には、
機械のようなジャストの練習を
長期間行わなければなりません。

正確なジャストのタイミングを
体で覚えることが出来たら、
ズレをコントロールできるようになります。

ドラムの基本的な考え方はやはり『ジャスト』です。

色々なジャンルや曲調によって
変えなければいけませんが、

基本が出来ているからこそ、
様々な応用が可能になります。

是非皆さんもジャストを
心がけて練習を積んでくださいね。

モタる、ハシる

ドラム グルーヴ

では、モタるハシるという
表現はどうでしょうか?

これもリズムの速い遅いを
表現したものなのですが、

前ノリ、後ノリとどう違うかというと、
こちらはネガティブな表現になります。

モタるとは、明らかにテンポが遅くなり、
ハシるとはテンポが速くなることを言います。

知覚の範疇ではなく、
明らかに別物という感じです。

モタるやハシるという現象は、
色々な要素が考えられます。

先ず第一に練習不足です。

曲をコピーしてプレイする場合、
やはりその曲を理解して行うのですが、
練習量が十分でない場合に起こります。

また緊張などで普段は出来ているのに
本番でハシったりします。

こればかりは、場数を踏むしかありません。
経験値を上げていくしかないということですね。

グルーヴについて

グルーヴとは一体何かというと、
簡単に表現するならば『拍子の伝達』です。

拍子伝達ですのでリズムを刻めば
それはグルーヴをしていることになります。

では

良いグルーヴとは何か?
悪いグルーヴとは何か?

これは言い換えると

『気持ちが良いか悪いか』

ということができます。

ジャスト、前ノリ、後ノリ、
ハシる、モタるを総合的に聞いた場合、
リスナーがどう感じるかなのです。

ある人にとっては
気持ちがいいかもしれませんが、
別の人には悪いかもしれません。

これは主観でしかなく、
私達がやらなければならないのは、

誰が聞いても心地よいリズムを作り出すことです。

その為にはテクニックも必要でしょうし、
ライブなどの場数の経験も必要でしょう。

その全てがミックスされたときに
良いグルーヴが誕生するのではないか?

と私は考えるのです。

もしあなたが良いグルーヴを欲しいと
考えているのであれば、

それは一朝一夕では到達できませんので
日々の練習を大切にし

コツコツ続けていくことが
良いグルーヴを作る最短の道なのではないかと考えます。

>>縦ノリ、横ノリなど抽象的なフィーリングを理解する!

>>ドラムがもたる。この癖を直すためには、どうすればいい?

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