音楽を作るという作業は無限で
いつの時代も素晴らしい曲が誕生します。
リズムも同様に無限で、これで完成
というフレーズがありません。
今このときも自分らしいドラムを
叩こうと新しいリズムを作っている人がいると思います。
このページでは
『ドラムのオリジナルフレーズの作り方~自分らしさを出したい』
と題しまして色々な作り方を述べてみたいと思います。
オリジナルフレーズには2通りの
作り方があり、それぞれを分けてご紹介致します。
Contents
一つのパートを変えるという考え方
いきなり複雑なリズムを作ろうとしても
ドラムの場合、四肢を分解しなければなりません。
上級者でもかなり難しくなります。
そこでやって欲しいのが一つのパートを変えるということです。
右足のバスドラムを変える
例えば8ビートや16ビートを作る場合
上半身は固定しておいて、
バスドラムだけ変えていきます。
これだけでも相当なパターンが生れます。
右手のパターンを変える
左手と右足は固定しておき
右手のパターンを変えます。
ハイハットだけではなくライドや
カウベルなどに置き換えてやるのも面白いです。
左手のスネアドラムを変える
ロック系のドラムは2拍4拍にスネア
のバックビートを打つパターンが多いですよね。
ここでは、わざと2拍4拍以外の場所に
スネアを変えてみます。
完全に分解する
上記3つののフレーズが完全にバラバラな
フレーズを作ります。
これが出来るようになっているならば
実力も相当あるはずです。
難易度は高いですが、訓練としても最適です。
左足はどうする?
左足まで使うと相当難易度が高く
なり現実的ではないと思います。
したがって、左足は4分音符で刻むか
8分音符で刻むと言った具合に固定するといいです。
ツーバスやクラーベを加えたい人は
この限りではありません。どんどんやって下さい。
オリジナル曲がある場合
上記の作り方はリズムの面からのアプローチです。
すでにオリジナルの曲がある場合は
作り方が変わります。
例えばギターのカッティングが入り
すでにリズムが分かる場合、
そのリズムとユニゾンした方がいいのか
全く違うフレーズをした方がいいのか分けて作ります。
ベースも同様で、ベースが動く方が
いいのかドラムが動く方がいいのか見極めます。
最終的にメロディーに対してリズム隊
がどうかということを考えていきます。
作曲者のイメージがあるということは
忘れないでくださいね。
人のコピーでも素晴らしいフレーズは出来ます!
誰かのコピーをしていている場合
何かモノマネのような感覚に陥るときがあります。
『自分らしさがない』と感じるのでしょうね。
でも安心して下さい。
絶対に本物と同じようにはなりません。
音符だけではなく身体の動きまで
完全にコピーすることは不可能なのです。
ですのでいくら一生懸命やっても
そのドラマーにはならないのです。
むしろ、このコピーという作業は
ドラマーにとっては本当に大切なものです。
現在活躍しているドラマーは、
100%憧れのドラマーを持っており
100%コピーをしてきたと断言出来ます。
でも誰も同じ人はいませんよね?
ですので、オリジナル作りも大事ですが
コピーも非常に大事です。
某有名ドラマーの言葉に
『人の真似も出来ないに何がオリジナル?』
というのがありますが、いい言葉だと思います。
あなたも安心してコピーをし、
オリジナルを作って下さいね。