スポンサーリンク

ダブルストロークとシングルの関係性。どちらが上?

ダブルストローク シングル

このページでは

『シングルストロークとダブルストロークの関係性について』

述べてみたいと思います。

スポンサーリンク

Contents

シングルとダブル、どちらが上?

ドラミングにおいて、シングルと
ダブルは欠かすことの出来ないテクニックです。

なぜならば、この2つで
テクニックが生れるからです。

ドラミングを始めた当初は
シングルストロークしか出来ません。

そうした面からダブルが難しい、
マスターすることは困難という考え方が生まれ

いつの間にかテクニック的に
ダブルストロークが上と思っている人がいます。

また、中級者の人でダブルは
シングルよりはるかに速く叩ける

という意見を言う人もいます。

これはどちらも誤りで、両者は等しく
こうした意見を持っている人は、

どちらかのストロークの完成度が低いからなのです。

ドラミング初期の考え方

ドラムを始めたばかりの人は、
ダブルストロークのコツを上手く掴めないため、

シングルストロークを多用します。

初心者のシングルストロークは、
あまりトレーニングしなくても

出来るテンポやフレーズの型が
ほとんどですから

楽にプレイすることが出来ます。

しかし、出来ると思っている
シングルストロークも、

指のフィンガリングを使う
速さまでくると、出来なくなってしまいます。

ドラミング中期の考え方

リバウンドのコツを覚えた人達は、
ストロークのスピードが格段に進歩します。

ここからダブルストロークに
関係するルーディメンツの練習に入っていきます。

ルーディメンツの練習の効果も表れ、
ダブルストロークのスピード、粒立ちが

どんどん上達していくことが分かる時期でもあります。

しかし、シングルストロークは
全く速くなたず、お手上げの状態で、

テンポ的にもはるかに遅いテンポを叩きます。

テンポ的に、

『ダブル>シングル』

という期間はかなり長く経験すると思います。

2つの完成度

こうした経験を経て次第に
上手くなっていくのですが、

最後は『ほぼ同じ速さ』まで
到達することが出来ます。

どちらかが上という感覚が
消えてなくなり、

シチュエーションによって
変えることが出来るようになります。

では、この2つの違いはなにかというと、
それは、『音色』です。

シングルとダブルで作られたロールを
聞き比べると、

前者は線が太く男性的なイメージ、
後者は線が細く女性的なイメージになります。

この『男性性』、『女性性』という
考え方を音楽に当てはめるとどうでしょうか?

ジャンルは関係なく、

荒々しいサウンドにはシングルストローク、

キレの効いたサウンドにはダブルストローク

という具合にマッチします。

もちろん、時と場合によります。

ドラマーにとって大事な事

ドラマーにとって大事なことは、
この2つの特性を使い分けるということです。

どちらか片方のテクニックだけに
偏っていると、

こうした選択ができなくなり
音楽に華を添えることが出来なくなります。

また、どの楽器を使うかという問題もあります。

例えばキンキンにはったスネアでロールするのか、

それとも緩々のフロアタムで
ロールするのかでも違ってきますよね?

『どんな音色がいいか? 』

この考え方が出来る人は、

シングルストロークや
ダブルストロークの優位性はこだわらず、

同一のものとして考えているはずです。

逆にテクニックばかり見ている人は、
こうした視点がないようです。

特定商取引法に基づく表記
プライバシーポリシー
川端敏宏の所持資格

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする