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ドラムの連打が上手くいかない人の練習方法

ドラム 連打

ドラミングでは、ある一定の連打が
必須のテクニックになります。

しかし、この連打を苦手にしている人も多くいます。

初心者に限らず、中級者、上級者も、
それぞれこの連打の壁は存在します。

このページでは、スネアドラムの連打を
レベルごとに解説しています。

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Contents

初心者の段階は、バランスの問題!

ドラム 連打

ドラムを叩いたことがない人に
片手で机などを叩いてもらうと

運動神経の良い人などはプロ並みに
凄い早さで連打が出来ます。

しかし、両手で交互に叩いてもらうと
バランスが崩れて極端にスピードが落ちてしまいます。

初心者の段階で連打が出来ないのは
この両手交互のタイミングのコツが掴めていないのです。

連打は、どんな人でも交互に叩ける
テンポが存在しますので、

一旦そのテンポまで落とし、
根気強く長時間練習することで解決出来ます。

腕や手首などの身体の部位の問題

ドラム 連打

交互打ちのコツを掴んでも
いづれ必ず壁にぶつかります。

交互打ちの壁は、
腕→手首→指の順番でやってきます。

例えば腕だけで交互打ちをする人は
テンポ140あたりで動かなくなりますし、

手首だけでやる人は
170位で止まる人が多いようです。

ですので、テンポによって
使う部位を変えるトレーニングが必要になっていきます。

私の感覚ですが、どのテンポにどの部位
を使えばよいか示してみます。

例)
120まで腕が動く人⇒80位から手首を使ってみる。

180まで手首が動く人⇒140位から指を使ってみる。

このように、まだ余裕で動くテンポ内で
違う部位を使ってみることがポイントです。

一番の壁は指が使えるかどうか

ドラム 連打

初心者、中級者で難易度が高くなるのが
指でスティックをコントロールすることです。

腕や手首を主に使っているドラマーは、
打面の跳ね返りを上手く捉えることが出来ません。

このことを『リバウンド』と言います。

リバウンドのコツを掴むためには、
なるだけ跳ね返りの良いゴム状の練習パッドを使用します。

このあたりは、独学では厳しいので、
スクールなどが近くにあれば通うことをオススメ致します。

このサイトでも『リバウンド』について
いくつかコンテンツを書いていますので参考にして下さい。

一番下にリンクがあります。

非利き腕の対策も必須です

ドラム 連打

交互打ちのコツもリバウンドのコツも
掴めた人は、是非、非利き腕の対策も行っていきましょう。

仮にあなたが右利きだとすると、
左腕を強化するだけでスピードがグンと増します。

やり方は簡単で、
今まで右でやっていたものを左でやるだけです。

スティッキングの手順だけでなく、
今まで練習していた8ビート、16ビート全てをひっくり返して練習します。

スティーブ・スミスというドラマーは
4ビート、ラテンなど即座にひっくり返して練習していました。

やはり、こうした練習は世界共通なのだと感じものです。

スティックをもたない練習方法

ドラム 連打

ドラムの練習の基本は、
きちんとスティックを持つことですが、

スティックやドラムセットがなくても
トレーニングは可能です。

以前私は東京の三鷹に住んでいましたが
通勤に中央線を使用していました。

その際、次の駅の吉祥寺までは、
右手で吊革につかまり、
左手は『グー、パー』と開閉を繰り返していました。

電車のスピードをメトロノームにして、
次の駅からは左右を入れ替えます。

これだけで、フィンガリングの練習はかなり出来るのです。

足の練習も椅子があれば、
足を浮かせて足首を動かせば、

『すね』のトレーニングになりますし、
工夫次第ではなんだって出来ます。

最後はスピードです。

ドラム 連打

ある程度交互うちのコツを身につけたら
最後はスピードを上げていきます。

もう耐えられないと思うテンポを
毎日1分位やって下さい。

このスピードアップは、バランス、
リバウンド、耐久力全てに影響し、
相乗効果でレベルアップが出来ます。

目標は交互打ちで、
16分音符テンポ200、1分間です。

ここまでやれた人は、
相当基礎がありますから、

他のテクニックも時間次第で
達成していくでしょう。

皆さんのスティックコントロールが
向上しますように願っていますね!

>>リバウンドを習得するコツと考え方

>>打面に対して垂直にならない人へ

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