スポンサーリンク

バスドラムのスライド奏法。テクニックを数種類ご紹介!

スライド奏法

バスドラムのダブルキックの方法は
大きく2種類の方法があります。

・オープン奏法

・スライド奏法

です。

ダブルキックに悩んでいる人なら
一度は聞いたことがあるテクニックだと思います。

このページでは『スライド奏法』
について解説していますので参考にして下さい。

スポンサーリンク

Contents

スライド奏法のメリットとデメリット

まず動画をご覧下さい。

この奏法は、

主にペダルの上で足を滑らすように
演奏するのですが、

実際には滑らせるのではなくて、
前方に足を移動させる方法です。

ある一定のテンポでは完全にフィットし
もの凄い効果を出せます。

この奏法を多用するドラマーも多く、
有効な方法です。

逆にデメリットとして考えることは

この奏法はドラムヘッドにビーターを
押し付けるため音が潰れてしまうのです。

22インチのバスドラムで尚且つ、
毛布などいれたミュート状態の
バスドラムしか対応できません。

この奏法でノーミュートの16インチ
や18インチのバスドラムを踏み込むと

『ブルッ』と打面が震え汚くなるのです。

しかし、ロック系しか叩かない
といったドラマーには十分通用する方法なので、

ご自身のドラムのスタイルで
マスターするかしないかを決めてください。

もう一つのスライド奏法(スイベル奏法)

私がオススメするスライド奏法があります。

これはデイヴ・ウエッケルの
教則ビデオからマスターした方法です。

スイベル奏法と言われているテクニックです。

実際にはスライドというよりは、
足首を左右に回転させるテクニックです。

私の経験上、こちらの方が使用範囲が
広いように感じます。

動画で確認してください。

スイベル奏法の具体的な解説

①1打目を打つ際に足首を右に回転させます。

②2打目を左に回転させます。

上記のスライド奏法と違い、
足を元に戻すことが必要ありません。

したがって、より高速に連打が出来ます。

打面に押し付けるクローズド奏法も
打面から離すオープン奏法もどちらも可能です。

しかもあらゆるテンポで演奏が可能になります。

上記のスライド奏法ともども
マスターすることをオススメします。

3打以上の連打も可能なのですが、
その都度、足首を捻らないといけないため

足首に負荷がかかる度合いが
大きいのが欠点と言えば欠点です。

しかし1流のミュージシャンも
この奏法を好んで使っている人も
多いので、用途は沢山あります。

アップダウン奏法(スティーブ・ガッド奏法)

今度はスライド奏法とは違いますが、

こちらも使用しているドラマーが
多いのでご紹介いたします。

この奏法はスティーブガッドが使う
テクニックで有名な奏法です。

①ヒールダウンの状態から1打目を踏みます。

②カカトを上げ、ヒールアップの状態からもう一度踏みます。

③2打目も打ったらカカトを降ろします。

この奏法はオープン奏法と同じで、
ドラムヘッドからビーターが離れます。

ドラムの口径は関係なくプレイが出来ます。

プレイ中の足の負荷も少なく、
サンバキックを多用する曲に威力を発揮します。

しかし、習得に関しては時間が
最もかかるテクニックです。

ヒールダウン奏法

最後はヒールダウン奏法の
ダブルキックです。

これは簡単で、カカトをペダルに付けて
足首を使い2打以上打ちます。

ただ、この奏法は足のスネを多用
しますので、筋力が無い人は直ぐにばててしまうでしょう。

もしあなたがヒールアップで、
オープン、スライド、

アップダウンのいずれかを
選んでプレイする場合、

このヒールダウンも毎日のトレーニング
に追加するようにしてください。

それは、
腹筋と背筋の関係と同じで、
足の前後の筋肉を鍛えるためです。

>>バスドラムのダブルキックが難しい。効率的な練習方法はコレ!

>>ドラムのサンバキックのコツと他のリズムパターンの応用

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする