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ドラムで腱鞘炎になった。その原因と改善法を考える

ドラム 腱鞘炎

過去に色々症例を持つドラマーを
見てきました。

身体的に健康な人が伸びない原因は、
単純に練習不足です。

したがって、練習時間を増やせばいいことになります。

しかし普段の生活は平気なのに
ドラムを叩くと痛みが出ると訴える人もいます。

このページでは『腱鞘炎』に
フォーカスして述べてみたいと思います。

※注意点
私は医学的な知識は門外漢です。
これらの記事は私の経験則を述べています。

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Contents

なぜ痛みが出るのかを考えてみる

ドラマーで腱鞘炎が起こる部分ですが、
圧倒的に手首が多いようです。

多くの人は、ルーディメンツなどの
練習を通じて腱鞘炎になると考えています。

一方で、
身体的にどこも痛みを感じずに
一生ドラムプレイが出来る人がいます。

同じ練習メニューや機材を使っていて
なぜ、このような違いが生れるのでしょう?

スネアドラムや練習パッドに原因があるのか?

その昔、硬化プラスティックを使用した
電子ドラムが販売されていた時代があります。

今の電子ドラムとは比べ物にならない程
硬くて重い電子ドラムです。

その当時、手首に痛みが出たという
ミュージシャンがいました。

ブロック塀を思いっきりスティックで
叩くということをイメージして下さい。

相当強い力が返ってきます。

こうした硬い対象物を叩いた場合は
腱鞘炎になる可能性があるでしょう。

一方で、標準的なスネアドラムを
滅茶苦茶ハイピッチでチューニングし、

そのスネアドラムを思いっきり
叩いたらどうでしょうか?

腱鞘炎になるでしょうか?

腕全体を振り下ろして出来るパワーが
そのまま返ってくるのでしたら

相当な衝撃になっているはずですが、

スネアドラムを打ってからのパワーは
外に逃げるため腕に蓄積されることは考えづらいです。

練習パッドは表面はゴムで裏は材木です。
そこまで固くなく衝撃は弱まると考えます。


したがって、ドラムで腱鞘炎になる人は、
少なくとも機材のせいではないと言えます。

腱鞘炎の原因は一体何?

手首に痛みを訴える人をみると、
決まって思い出す人がいます。

とあるギタリストです。

その人はハードロック、
メタル系のギタリストで、

十八番が高速プレイでした。

それはそれはとても速く、
まわりのギターキッズを魅了していました。

しかし、数年後、全くその高速プレイを
見ることは出来なくなりました。

原因は腱鞘炎で、ある一定のフレーズに
なると激痛が走ります。

そのせいで、彼はギタリストを引退し、
他の職業に就くことになりました。

ギターの弦を考えてもわかるように、
硬くて力が必要なものではありませんよね?

しかし、腱鞘炎になるということは、
手首の使い方に問題があるということです。

腱鞘炎になる人の特徴

上記のような経験から、
腱鞘炎になる人の特徴がわかります。

腱鞘炎になる人は例外なく努力家が多いと思います。
例えば、

サウンド的に大きな音を出したい。
憧れているスピードを手に入れたい。

などの理由から、自己のレベルを
超える練習をしているようです。

焦りに似たような気持ちも働くのかもしれませんね。

自分を追い込んで練習する人などは、
根性でやってしまい、気が付いたら痛みが出てくるようです。

もう一つは、動作に癖がついている人です。

例えば大きな音量を出す場合、
ある一定部分でコントロールしようとしていることです。

手首に痛みが出る人は手首の返しなど
頻繁に使っているのではないかと推測します。

解決方法

まだ腱鞘炎の経験が無い人は、
テンポ毎にゆっくりしたフォームを

数日または、数週間スパンで行い
テンポ5づつ程上げ下げを繰り返すのがいいと感じます。

既に痛みがある人は、練習をスパッとやめて、

ドクターの指示を受けながら
ドラムのトレーニングを考える方がいいと思います。

頑張れば頑張るほど、酷くなっていきますから、

将来のことを考えるならば、
英断ということで休むようにしましょう。

管理人川端の経験

私の場合、手首に関しての問題は
経験が無いのですが、

腰と右太腿の裏に激痛が走った経験が有ります。

当時は、ツーバスの高速プレイに
ハマっており、

朝起きたら、いきなり180で叩く
無茶苦茶な練習をしていたことがあります。

痛みが出始めてからは筋トレや
歩行を中心に腰に筋肉の鎧をつけて治すことが出来ました。

太腿の裏は残念ながら、
現在も痛みがありますので
定期的に整骨院に通っています。

是非、皆さんも若気の至りで
練習せずに、

長くドラムを楽しむつもりで、
じっくり行ってください。

>>ドラムでストレッチの重要性とは?

>>ドラムはフォームで音が変わる

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