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メトロノームはいつまで使えばいいの?

メトロノーム いつまで

私は普段の自分の練習からレッスンに
至るまでメトロノームを使用しています。

年齢も小さい子から大人までです。

私のなかではメトロノームを使うこと
が当たり前の環境になってますので、

日々のルーティンの一つとして位置付けています。

しかし、中には上達すれば必要で
なくなると感じでいる人もおり、

『メトロノームは、一体いつまで使用すればいいのか? 』

という質問をもらうときがあります。

このページでは、このメトロノームの
試用期間について述べてみたいと思います。

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Contents

結論から言うとケース・バイ・ケースです。

先に結論から述べると、メトロノームの使用は、

『その人次第』ということになります。

もしあなたがプロの道を進みたいと
考えているなら、これはもう一生涯必要になります。

楽しんでやりたいという人は、
使っても良いし、使わなくても良いと思います。

ただし、上手くなりたいと思うなら必須ですね。

なぜならばリズム感やタイム感と違い
テンポ感は訓練でしか体得できないからです。

>>テンポ感、リズム感、タイム感の考え方

メトロノームはなぜ必要? その意味とは?

メトロノームが必要な理由ですが大きく2つあります。

・テンポの矯正

・自己の限界を知る

テンポの矯正

自ら演奏したテンポに対し、どれ位の
ズレが生じているのかをチェックする役目があります。

自分では、かなり正確に演奏しているつもりでも、

人間は遅くなったり早くなったりするので、その修正に使用します。

中には、

『音楽は起承転結があり、感情をこめて演奏する』

という意見を言う人がありますが、
これは最もな意見で否定もありません。

しかし、そのためメトロノームを
使用しないということは全く論点がずれています。

メトロノームは自らが機械のような
正確な演奏が出来るためではなく、

正確性を含めた感情表現が出来るようにするためです。

特にドラム初心者の叩くリズムは、
楽器のコントロールも

未熟ですから正確性や感情移入と
いった面は二の次になります。

自己の限界を知る

自分で全速力でやっていても、
速さは普通かそれ以下ということもあります。

メトロノームのテンポはその指標を教えてくれます。

その指標が無い場合、自己満足になり

限界が来たらそれ以上の訓練を
しようとしない人が現れます。

そもそもメトロノームは正確なのか?

メトロノームには2種類存在します。

機械式と電子式です。

機械式は振り子の原理を利用したもので
針が左右に触れることでテンポを出します。

電子式は、デジタルのメトロノームの事です。

この二つをを同時にスタートさせると
機械式と電子式ではズレが出てきます。

正確性からいうと、機械式は電子式には劣ります。

では間違ったテンポで練習しても意味がないじゃないか?

と思うかもしれませんがテンポに揺れは
人間の感覚で言えば『近似値』程度ですので、

十分リズムのトレーニングが可能になります。

利点としては、機械式はテンポを音だけ
ではなく視覚で捉えることが出来ますから、

身体の動作とともに訓練が可能です。

電子式の利点は、正確性はもちろんですが、

音量のコントロールが可能です。

ドラムのように音の大きな楽器は、
機械式ではとても練習は難しく、

ある程度のボリュームが必要になります。

私が自宅で使用しているメトロノームです。

メトロノームを使いたくない人はどうすればいい?

中にはどうしてもメトロノームを
使用したくないと言う人もいるかもしれません。

そうした人は、DTMを使うと
メトロノームを使用する同じ効果が生まれます。

私が使用しているのは、ヤマハ製の

『YAMAHA ミュージックデータプレーヤー”伴奏くんII” MDP-30』

というもので各楽器が独立して演奏が可能になっています。

メトロノームが苦手な生徒には、

メトロノームとメロディを鳴らし
曲を流しながらリズムトレーニングを行っています。

実際の演奏ではどうする?

実際の演奏は、メトロノームの事は忘れて
曲のメロディーや歌詞の意味などを
考えて自分の精一杯の演奏を心がけてください。

ただし注意点があります。

メトロノームをやり過ぎて無いと不安
に駆られる人も出てきます。

そうした人は、メトロノームの練習を
いったん止めることも音楽を向上させるためには必要です。

皆さん、上手くメトロノームを活用して下さいね!

>>メトロノームの練習ついての考察

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