パラディドルは、基本となるものが4つあります。
それは、
『シングルパラディドル』
『リバースパラディドル』
『インワードパラディドル』
『ディレイドパラディドル』
です。
それぞれの手順を下記に示してみます。
①シングルパラディドル (RLRRLRLL)
②リバースパラディドル (RRLRLLRL)
③インワードパラディドル(RLLRLRRL)
④ディレイドパラディドル(RLRLLRLR)
これ等の手順のうち
Rの部分をバスドラムとして、四肢の分解を行います。
このページでは
③インワードパラディドルを使い練習していきます。
Contents
インワードパラディドル
STEP1 ノーマル
足スタートのインワードパラディドルです。
下の①~④の手順でプレイします。
STEP1は、左足のハイハットは使いません。
①右手のみ
②左手のみ
③右左の交互
④左右の交互
インワードパラディドルの
四肢の分裂のトレーニングで肝となる部分あります。
それは、2,4拍目のバスドラムの入り方です。
8分音符のウラのタイミングで
踏み込みますが、
なかなか難しい事が実感されると思います。
STEP2 左足に4分音符を入れる
上記の①~④までの手順に
左足を入れていきます。
やはり、ここでも
2,4拍目のバスドラムの入り方を重視して下さい。
苦手な人は3連符の足順をLRRを
練習すると効果的です。
STEP3 4分音符のウラにハイハットを入れる
左足が手と足のダブルストロークの
2打目に来るパターンです。
非常にやり難いと思いますが、
ダブルストロークの強化にも
繋がりますから、是非マスターして下さい。
STEP4 ハイハットを8分音符で刻む
ここのポイントは、
2,4拍の足のダブルストロークです。
2打目にきちんと左足が合うように
トレーニングを行ってください。
管理人川端のアドバイス
インワードパラディドルを使った4ウェイは
パラディドルの基本形の中で最もやり辛いテクニックです。
先ず正確に踏むことができません。
必ずゆっくりしたテンポで
行うようにしてください!
練習の方法ですが、
テンポ100までは必ず
3分以上出来るようにし、
110は2分、120は1分としてください。
どこかのテンポが出来ないとしたら、
その一つ前に戻り、もう一度3分行うようにしてください。
【練習方法】
テンポ60 3分
テンポ70 3分
テンポ80 3分
テンポ90 3分
↑出来ない場合、テンポ80を3分
テンポ100 3分
テンポ110 2分
テンポ120 1分
ある程度練習したら、
以下のパターンをやってみてください。
やはりバスドラムが鍵となり理由が分かるはずです。
3連符に読み替える
上記の手順をしっかり行ったら、
3連に変換して練習していきます。
3連の感覚も絶対的に
必要になってきますので、
こちらも疎かにできません。
4ビートジャズ、シャッフルと用途は沢山あります。
十分トレーニングしたら、
シンバルレガートを入れていきましょう!
高速レガートの応用
このパターンも3拍目のバスドラムの入り方です。
総じてインワードのトレーニングの意味は、
このバスドラムです。
逆に言えば、
ここだけ潰してしまえば、
怖いものはありません。