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サンバをドラムでプレイするための、基礎トレーニング。

ドラム サンバ
このページでは、
ラテンリズムの一つである
『サンバ』を
ドラムでプレイするための
トレーニングを行います。

このパターンは
『サンバキック』と
言われるテクニックなのですが、
シングルバスドラムの中でも
マスターしづらいリズムです。

サンバなどのパターンを
習得する場合、
リズムパターンとして
暗記する人がほとんどなのですが、
応用が効きません。

ベースとなるサンバキックを固定し、
他のパートが自由に動ける
トレーニングをしましょう!

では、早速やっていきたいと思います。

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Contents

サンバキック

STEP1 ノーマル

ドラム サンバ

サンバキックの
基礎トレーニングになります。

下の①~④の手順でプレイして下さい。

STEP1では、左足は無しです。

①右手のみ
②左手のみ
③右左の交互
④左右の交互

サンバキックのパターンは
『リバース・ダブルストローク』と
言われるものです。

ダブルストロークはちょうど
16分音符1つずれていることが
分かると思います。

このズレがあの独特な躍動感を生むのです。

STEP2 左足に4分音符を入れる

ドラム サンバ
①~④の手順に
左足のハイハットを
4分音符で刻みます。

足のダブルキックの後半部分と
左足のハイハットがきっちり揃うことが要です。

STEP3 4分音符のウラにハイハットを入れる

ドラム サンバ
このパターンは、
完全なサンバキックのパターンとして使えます。

サンバの他にも
このパターンをマスターしておくと、
ボサノバが簡単に出来ますよ!

是非、癖になるまで
落とし込んでください!

なお、休符の部分は
『空踏み』を忘れないようにしてください。

STEP4 ハイハットを8分音符で刻む

ドラム サンバ
左足を8分音符で踏むことで、
手も足もダブルストロークの2打目の部分と
重なり合います。
これは、ダブルストロークの強化にもなります。

絶対にマスターしましょう!

管理人川端のアドバイス

サンバキックはなかなか修得が難しいですが、
このコーディネーションで
かなり体が動くようになるはずです。

練習の方法ですが、
テンポ100までは必ず
3分以上出来るようにし、
110は2分、120は1分としてください。

どこかのテンポが出来ないとしたら、
その一つ前に戻り、
もう一度3分行うようにしてください。

【練習方法】
テンポ60 3分
テンポ70 3分
テンポ80 3分
テンポ90 3分
↑出来ない場合、テンポ80を3分

テンポ100 3分
テンポ110 2分
テンポ120 1分

テンポが上がる過程で
スライド奏法に移行してくると思いますが、
どのテンポもキッチリと
2つのサウンドを出すことを心がけてください。

3連符に読み替える

ドラム サンバ
上記の手順をしっかり行ったら、3連に変換して練習していきます。

サンバキックの3連ノリは
あまり実践ではありませんが、
ジャズのリズムを覚えるという観点からは
絶対にはずせないトレーニングになります。

ノリを完全に掴めたら
4小節シンバルレガートを入れてください。

高速レガートの応用

ドラム サンバ
ジャズの高速レガートの練習ですが、
これはサンバに直ぐ応用できます。

この他にもサンバキックを維持しながら、
パラディドルなどの
別のリズムを重ねるトレーニングも効果的です。

管理人川端のまとめ

・『サンバキック』と言われるテクニック。

シングルバスドラムの中でも
マスターしづらいリズム。

・サンバなどのパターンを習得する場合、
リズムパターンとして暗記する人が
ほとんど。
これは応用が効かない。

・サンバキックのパターンは
『リバース・ダブルストローク』と
言われるもの。

・ダブルストロークはちょうど
16分音符1つずれていることが、
あの独特な躍動感を生む。

・4分音符のウラにハイハットを
入れるパターンは、
完全なサンバキックのパターンとして使える。

・サンバは、ボサノバが簡単に出来る。

・左足を8分音符で踏むことで、
手も足もダブルストロークの
2打目の部分と重なり合う。

これは、ダブルストロークの強化になる。

・テンポが上がる過程で
スライド奏法に移行してくると思うが、
どのテンポもキッチリと
2つのサウンドを出すことを心がける。

・サンバキックの3連ノリは
あまり実践ではないが、
ジャズのリズムを覚える
という観点からは絶対にはずせない。

・ジャズの高速レガートの練習は、
サンバに直ぐ応用できる。

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