このページでは初心者のための
楽譜(譜面)の読み方、8ビートを解説していきます。
ドラムは1つの身体を分解して色々な打楽器を叩きます。
楽譜(譜面)の読み方)は、さぞ
複雑なんだろうと思うかもしれませんが、
ドラムの楽譜(譜面)の読み方は
もの凄く簡単なんです。
ドラム初心者の人も楽に読めますよ!
Contents
ドラム譜の読み方
音楽の楽譜を見たことあると思います。
あの楽譜には
『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド』
といった音階と音の長さを表現します。
でもドラムという楽器は、
音階というものがありません。
楽譜には叩く各パートを書いてあるのです。
5線譜は下の線から数えて、第1線、
第2線と数えていき第5線まであります。
線と線の間を数え、第1間、第2間と
数え第4間まで数えます。
一般的な楽譜(譜面)の読み方は、
以下の通りになっていますが、
これは決まりではなく、
出版社で変わってくるのです。
ですので目安として考えて下さい。
第1間・・バスドラム
第3間・・スネアドラム
第4間・・ハイタム
第4線・・ミドルタム
第2間・・フロアタム
シンバルは×で表現します。
もう一つ大事な事があります。
音符の玉に対して棒が
上向きであれば、『手で叩く』ことを意味しています。
下向きならば『足で叩く』ことを意味しています。
譜面の練習
4分音符の練習
スネアドラムを使い、
譜面の練習をしましょう。
4分音符の練習です。
4分音符は1小節の中に
4つ入る音符です。
まずは右手だけで叩き、
右から交互に叩いてみましょう。
8分音符の練習
次は8分音符です。
8分音符は1小節の中に8つ入る音符です。
4分音符と区別するために
『旗』と言われるものを付けています。
これですね→♪
この練習も4分音符同様、
右手だけ、右から交互に叩いて下さい。
休符の考え方
今度は『休符』の練習です。
休符というのは『休む符』と書きますが、
考え方は『音量がゼロ』の音符です。
ですので音量ゼロの音符を
叩いてあげないといけないのです。
音量ゼロはどうして叩くのかというと
『空振り』を行えばいいのです。
エクササイズ
上記の基本的な楽譜(譜面)の読み方
を理解したら、
4分音符と8分音符が混ざった
少しだけ複雑な音符を練習してみましょう。
↑の譜面をチャレンジしてください。
ドラム初心者のエクササイズ用の譜面です。
8ビート
では、ここから本格的な
リズムパターンへと入っていきます。
『8ビート』と言われるリズムです。
呼び名は『エイト・ビート』と言い、
いかにも英語という感じですが、
実は和製英語で、英語圏の人に話しても通じません。
英語では
『eighth note drum beats』
『eight note feel』
という言い方をします。
8ビートと言われリズムですから、
このリズムは8分音符を主体に考えられています。
最初は難しいと思いますので、
先ずは、ハイハットの8分音符と
バスドラムの4分音符の2つを練習してください。
次は、ハイハットの8分音符と
スネアドラムの2拍4拍を練習してください。
最後に全部を叩いてみます。
ドラムはメロディーが変わるだけで
何曲も演奏できるという利点があります。
他の楽器はそうはいきません。
曲ごとに一つ一つ覚えねばなりません。
皆さん、ドラマーで良かったですね♪