比較的速い8ビートやダブルキックを
マスターした人が次のステップに上がるための練習
それが、
『バスドラムで三打連続で踏む』
という方法です。
三連打は、実際の楽曲では少ないですが
脚力を鍛えるためには効果的です。
是非皆さんも日々のトレーニングに取り入れてみて下さい。
Contents
足順を考えてみる
バスドラムを連続で3打叩くには2通りあります。
・ワンバスで片足で叩く
・ツーバス(ツインペダル)で叩く
この2つは曲のテンポによって
叩き分ける必要があります。
ではその足順とテンポの相関関係を
示してみましょう。
足順は以下の通りです。
RRR
LLL
RLR
LRL
RRL
LLR
RLL
LRR
RRR または、LLL
この足順は、利き足を連続するやり方です。
テンポの遅いリズムパターンに効果的です。
RLR または、LRL
テンポが速くツーバス(ツインペダル)
で行うリズムパターンに効果的です。
どちらを選ぶかはドラマーの癖で決めます。
RRやLLが含まれる
これは、片足でダブルキックを
マスターしている場合に出来ます。
様々なリズムパターンを考える
8ビートの三連打
8ビートの場合、上の譜面を叩く場合があります。
このような足が8分音符の場合、
足順は利き足でプレイします。
右利きの人はRRR
左利きの人はLLL
テンポ的に言えば160位までの8ビート
は片足の方がやり易いと思います。
それ以上はツインペダルを使った方がいいでしょう。
16ビートの場合
16ビートの場合、片足で行う場合と
ツーバス(ツインペダル)を使う場合に分けられます。
片足の場合
上記の譜面を片足で演奏する場合、
テンポ80~120を上限としてトレーングして下さい。
コツはバネのリバウンドをコントロールすることです。
このテンポ以上叩ける人は、
どんどん自分の限界にチャレンジしてください。
ツーバス(ツインペダル)
片足で3連打踏んでいくと、
120あたりで限界になる人が多くいます。
ですので、これを境にツーバス
(ツインペダル)で踏めるように訓練します。
なお、ツーバス(ツインペダル)も
テンポ80位から自分の限界まで上げるのは同様です。
3連符を踏む場合
3連符を踏む場合は、
上記の全ての踏み方が可能です。
右スタートの人は、RRR、RLR、RLLが可能ですし
左スタートの人は、LRL、LLL、LRRが可能です。
自分にとってスムーズにいく足順を
考えて練習して下さい。
練習の流れ
まず何と言っても
8ビートの3連打を最低テンポ160まで上げます。
ここまで達したら、
16分音符の練習に移行します。
同時にツインペダルも始めて下さい。
ドラムに限らず他の楽器もそうですが
長期間やって身に付いていくものも
ありますが、
他の色々な練習で総合的に
向上していきます。
今は出来ないフレーズであっても
将来、ふと出来たりしますので
頑張ってトライして下さい。
また、バスドラムの踏み方にも
ヒールアップやヒールダウンなど色々あります。
メインとなる踏み方がヒールアップ
の人もヒールダウンの練習をすることで
相乗効果が出てきますので、
こちらも是非やってください!
3連打がマスターした人へ
自分で納得するくらい
3連打が出来た人は、
4打、5打へとステップアップしましょう!
『大は小を兼ねる』
ではないですが、
多くの連打をたたければ、
その下の連打は簡単になっていきます。