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ブラストビートの練習のコツ。あらゆるドラマーに役立つ!

ブラストビート 練習

スピードとパワーにフォーカスした
リズムがあります。それが

『ブラストビート』

と言われるリズムです。

ジャンル的にはコア、メタルなどの部分に入るリズムです。

ジャンル的に好き嫌いが分かれるところです。

しかし、ブラストビートに必要な
身体能力はドラマーにとって非常に役立ちます。

このページでは、ブラストビートに
関してウンチクと練習方法について述べます。

ジャンル的に興味のないドラマーも
『俺には関係ない』と言わず是非お読み下さい。

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Contents

ブラストビートはどんなリズム?

ブラストビート 練習

ドラムが他の楽器と決定的に違う部分
は、四肢の分解で演奏するということです。

ドラムのトレーニングを行うとき
いかに四肢を操れるかということに目が向きます。

一方、ブラストビートのリズムを一言で言えば、

『同時打ちのリズム』

のことを言います。

なんだ同時打ちのリズムかと思った人は
認識があまりない人です。

経験者になればなるほど同時に打つ
難しさを痛感するからです。

ブラストビートの平均テンポは
180~250クラスで右手、左手の8分音符を叩きます。

このハイスピードでなおかつ均一に
叩くということが極めて難しいテクニックです。

私的には『基礎練の極致』と言えます。

ブラストビートの演奏のコツ

私はテンポ200位を叩くときは完全に
リバウンドを使用して叩きます。

リバウンドは音粒を均一にし、ジャズ、
フュージョンでは十分すぎる音量です。

しかしブラストビートやメタルといった
ジャンルでは圧倒的にパワー不足です。

こうしたジャンルでは全くとは
言いませんが、不向きです。

ブラストビートやメタルで高速プレイを
するためには『アップ・ダウン』しかないと思っています。

またドラムをプレイする場合、
出来るだけ交差させないことも重要です。

つまり、ハイハットとスネアの
組み合わせは、しない方がいいと言うことです。

ハイハットを使用する場合はセットの
右側に置き、ライドシンバル同様のポジションにします。

トレーニング方法は手足同時打ちを極める!

ブラストビート 練習

上記でブラストビートは『基礎練の極致』と表現しました。

ですので、従来の同時トレーニングを
底上げするだけでOKです。

テクニック的には上の3つの譜面が
テンポ200以上を目指せばブラストビートは十分です。

ただし、全てをアップ・ダウン奏法にし
目標テンポを限りなく高くします。

これは全てのジャンルのドラマーに
役立つ内容ですから

ブラストビートに興味が無い人も是非
トレーニングに取り入れて下さい。

【練習方法】
テンポ120 3分間
テンポ130 3分間
テンポ140 2分間
テンポ150 2分間
テンポ160 2分間
テンポ170 1分間
テンポ180 1分間
テンポ190 1分間
テンポ200 30秒間


※瞬発力を上げるためには
ハイテンポを短期間で繰り返す。

出来ないテンポが出てきたら
出来るテンポに戻ります。

ジャンルを超えてドラマーは学ぶべきところがある!

私は通常ジャズをプレイしていますが
ドラムが入っているジャンルはほとんど聴いています。

音楽的に食指が動くジャンルを聴くことは楽しいです。

しかし、そうでないジャンルから
得られるものも計り知れません。

私の場合は、音楽のジャンルというより
ドラマーの身体能力としてドラムを捉えています。

ですので、自分が出来ないテクを
持っている人を見ると研究したくなります。

そのおかげで自分のプレイに
フィードバックできた経験も何度もあります。

是非、皆さんもメインとなる
ジャンル以外にもどしどし研究してみて下さい。

それではブラストビートのドラムをご紹介致します。

多分テンポ210くらい?
S.O.D チャーリー・ベナンテ(dr)

これは240くらい?
Vader ドック(dr)

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