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ドラムで両手の練習法。ハンド・インディペンデンスの習得!

両手 独立

このページでは、

両手の分離、独立の練習を中心に
行っていきたいと思います。

これは

『ハンド・インディペンデンス』

と言われるトレーニングニングになります。

ドラムといえば、手足がバラバラに
演奏することに着眼点が行きますが、

このページでは、手に絞って
トレーニングしていきたいと思います。

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Contents

ドラマーは本当にバラバラに動くの?

ドラムをやったことがない人の会話に、

『よくあんなに手足がバラバラに動きますね〜』

というものがあります。

ドラマーさんなら耳にタコが出来る位
聞く言葉ですが、

実際にはバラバラに見えるだけで、
本当は1つのリズムを基準にして演奏しているのです。

ドラム初心者の方には意味がわからない
と思いますので、詳しく説明していきます。

一つのリズムを基準にする

『1つのリズムを基準にする』

とはどういう意味かというと、例えば
右手で4分音符を叩いたとします。

この場合、頭の中でも同じ4分音符を感じます。

次に左手で8分音符を叩きます。
外に聞こえる音符は4分音符と8分音符ですが、

ドラマーの頭の中では、4分音符を感じ
左手を追加しているだけなのです。

つまり、

考えているのは4分音符だけで、決して
2つのリズムが同時に流れているわけではない

ということです。

8分音符を基準にして考えても同じで、

8個の音数のうち、1、3、5、7番目に
右手を打つと4分音符というわけです。

片方が3連符、もう片方は4分音符でも
全く同じで、

どちらかのリズムが基準となり、


何個追加しているのか、
何番目に入れるのか?

という思考回路になっています。

ですので、リズム感やセンスといった
事柄は全く関係がなく、誰でもマスター出来るのです。

本当の意味での両手両足の分離

結論から言えば、本当の意味での
両手両足の分離というのは不可能で、

どんなに素晴らしいドラマーでも
基準となるリズムが存在し、

それを柱にリズムの展開を行います。

一見派手に見えるパフォーマンスも
タネを明かせば、全て理論が存在しています。

このパフォーマンスを作り出すには、
量をこなすしかなく、

言い方を変えれば、星の数ほどある
リズムのパターンを潰していくしかありません。

この辺は努力ができるかどうかの才能かもしれません。

諦めなければ、ある一定のレベルまでは必ず到達します。

ハンド・インディペンデンスのトレーニング

ハンド・インディペンデンス1

これは4分音符と8分音符の
ハンド・インディペンデンスです。

4分音符を基準にして、音を追加する
という考えでもいいですし、

8分音符を基準にして、1、3、5、7番目
に叩くという考え方でも構いません。

ハンド・インディペンデンス2

4分音符と3連符です。

同様に4分音符基準に音を2つ追加、

または3連符基準で3連符の頭に
両手同時打ちという考え方でも大丈夫です。

ハンド・インディペンデンス3

ドラム 初心者

上記の1と2を1小節づつ交代している
トレーニングです。

ハンド・インディペンデンス4

これは3連符と2拍3連符ですが、
この場合は、3連符を基準として、

1、3、5、7、9、11番目に
叩くという解釈がベストですね。

ハンド・インディペンデンス5

これも3連符基準で叩きます。

ハンド・インディペンデンス6

これは少し難しくなるのですが
じっくり考えれば出来ます。

4分音符基準で考えて下さい。

ハンド・インディペンデンス7

これは3連符の間に
8分音符を入れると簡単に叩けます。

6連符の分解を
しっかりやった人なら楽勝です!

もし、解らなければ、
6連符の分解パターン4をご覧ください。

ハンド・インディペンデンス8

これは3連符を基準にする
やり方の方が良いですね。

2小節目と4小節目は6連符分解形を
しっかりマスターしてから練習してください。

ハンド・インディペンデンス9

片方が2拍3連と8分音符、片方が3連符
のハンド・インディペンデンスです。

ハンド・インディペンデンス10

今までやってきたハンド・インディペンデンスを全て繋げています。

いかがだったでしょうか?

どんなに複雑に見える楽譜も、
必ずマスターできます。

凄いドラムが叩ける
ということは、

その分数多くのパターンの
習得をして来た人達なのです。

このパターンの習得には
終わりはなく一生続けなくてなりません。

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