最も不器用なパートである左足ですが
安定したツーバス(ツインペダル)をするためには、
左足に特化したトレーニングを行わなければいけません。
ツーバスやツインペダルの醍醐味は、
あの連続する重低音です。
通常はシングルストロークだけで
十分な迫力が出せます。
さらに左足の安定度を高めたければ、
左足でダブルストロークや
パラディドルの練習が必要になります。
このページでは、シングルストローク
以外のテクニックに焦点を当てて
練習のポイントをご紹介します。
Contents
ダブルストロークやパラディドルをやる目的
あくまでも左足強化ということで、
左足でダブルストロークやパラディドルを
実践でプレイ出来ることを目指したものではありません。
ダブルストロークやパラディドルを
練習することで左足が強化され
本来のシングルストロークの完成度が増します。
ツインペダルやツーバスの左足調整
左足は右足に比べて力も器用さも弱い
人がほとんどだと思います。
ですので、ペダルのバネの強さも
右に比べて緩めることをオススメします。
右足で丁度よいくらいの強さですと、
左足では強すぎるといった感じになります。
右足で踏み込んで軽すぎるなと
思うバネの強さを調節しましょう。
具体的なツインペダルの左足強化メニュー
シングルストローク1
まずは、シングルストロークです。
左足からスタートし、手と交互打ちを行います。
左足はヒールアップのみで結構です。
余力があれば、
ヒールダウンまで練習すると効果的です。
シングルストローク2
次は手からスタートするシングルストロークです。
手からスタートする場合、
足はアップストロークの動きになり、
上記のシングルストローク1とは
全く違う筋肉が動きます。
ダブルストローク
左足スタートのダブルストロークです。
右足のダブルストローク同様、
バネのリバウンドを利用して踏みます。
この場合、ビーターをバスドラムに
押し付けるクローズド奏法で行った方が
足の負担が軽くなり、初めての人には良いでしょう。
ダブルストローク2
手からスタートするダブルストロークです。
これもシングルストロークの
手からスタート同様、
足はアップストロークの動きを
しますから、注意して下さい。
リバース・ダブルストローク1
これは、ダブルストロークの2打目を
拍の頭に持ってくるパターンですが、
サンバキックと同様と考えて頂ければ大丈夫です。
拍の頭に意識を置けますので、
より安定した左足のダブルストロークが叩けるようになります。
リバース・ダブルダブルストローク2
上記のパターンを手からスタートさせたものです。
この動きも足はアップストローク
になりますので注意が必要になります。
シングルパラディドル
シングルストロークと
ダブルストロークの混合パターンの練習です。
シングルやダブルが入れ替わる
良いトレーニングになります。
ゆっくりからじっくり行うようにして下さい。
リバースパラディドル
ダブルストロークからスタートする
パラディドルパターンですが、
シングルパラディドル同様に、
切り替えの良いトレーニングになります。
インワードパラディドル
ダブルストロークが、
中に入る形のパラディドルです。
ディレイドパラディドル
足スタートと手スタートが
1拍交代しているパターンのパラディドルです。
以上が左足に特化したトレーニング方法です。
この練習をしばらく行ってみて下さい。
シングルストロークに戻った時、
格段にやりやすくなっていると感じるはずです。
右足を加えて、足だけでダブルや
パラディドルの練習を行うのも一つですが
実用の面を考えてもシングルストロークだけで十分と思います。
テンポは必ずゆっくりからスタートして下さい。
テンポ90位で最初の頭打ちになるはずですから、
そこをじっくり長期間練習するようにして下さい。
テンポ120ほどが1分間ずつ叩ければ合格です。