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ドラムの個人練習は何時間必要?プロとアマチュアの違い

ドラム 個人練習 何時間

最近、とある生徒に質問されたことがあります。

生徒:『練習時間は何時間必要ですか?』

私:『3時間くらいやっていたよ。』

生徒:『先生はドラムが仕事でしょ? 僕たちはどうですか?』

このような内容です。

このページではドラムの個人練習に
ついて私の経験則を述べたいと思います。

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Contents

最初の立ち位置から全く違う

ドラム 個人練習 何時間

結論から言えば練習時間について
プロだから何時間しなければならない、

アマチュアだから何時間だけでいい
という制限は全くなく自由です。

プロでも少しの人もいるでしょうし
アマチュアでも数時間の人もいるでしょう。

言えることは、最初の動機から全て違ってきます。

アマでも将来ドラムを職業にしたいと
思っている人は何十時間もやるでしょうし、

(プロにならなかったとしても、
こういった人はずっと練習するはずです。)

ちょっとだけやってみようかなと
思う人は全く練習しないと思います。

プロの意見をトレースするのは危険

ドラム 個人練習 何時間

現在プロの人やセミプロの人などは
日々練習は欠かさずやっているはずです。

その時間数や内容は人それぞれです。

あるプロは思ったほどやっていないかもしれません。

ですので『俺は全く練習しないよ』
とプロが言ったとして、

アマの子がそれを真に受け練習を
しないでいいかと言われれば大間違いです。

今、『上手い!』と思える人は
若かりし頃の膨大な練習量に支えられているからです。

そうした下地がありますから、
プロの意見をそのまま真似するのは無理があります。

上達すればするほど効率が良くなる

ドラム 個人練習 何時間

楽器は上手くなればなるほど
要領よく練習出来ます。

初心者の頃は決まり切ったルーティーン
をやることで延びていきます。

しかし、日々フレーズなどは増えていき
全てを復習することは不可能になっていきます。

そのような時期を迎えたとき
練習の効率化を考えるようになります。

どのように練習すれば上手くなるのか?

こういった思考で行動する人は
間違いなく上手くなる人です。

時間が取れないときは
取れないなりの練習メニューや

時間があるときは苦手克服など
自分の合う練習内容を見つけ出し継続していきます。

プロの練習は調整を重視している

プロと言われる人は
日々演奏やレッスンをやっています。

連日、演奏やレッスンがあるので
練習が必要ないのでは?

と思うかもしれませんが全く違います。

個人練習で得られるモノと実際の
演奏で得られるモノは全く別モノなのです。

個人練習で得たモノを演奏で試し
演奏からフィードバックし、また練習する。

レッスンも同じで画一的なレッスンは
通用しませんから生徒によって変える。

そこでまたフィードバックし工夫し
練習を継続する。

両者の調整を上手くやっているのです。

練習だけしてもダメ
教えるだけもダメ
演奏だけやってもダメ

というわけです。

反復以外ありません!

ドラム 個人練習 何時間

初心者も中級者も上級者も
レベルの違いはあれど、反復以外はありません。

上級者は初心者に比べて習得している
テクニックが多いため、習得時間が早いです。

しかし、出来ないテクニックも山ほどあります。

プロだから全て出来るといったことは
絶対にありません!

どんなスーパードラマーも出来ない
フレーズが存在します。

『練習しない』という言葉が本当なら
それは『諦めた』と同じことかもしれません。

または、『熱が冷めた』かもしれませんね。

まとめ

『ドラムの個人練習は何時間必要?』

と聞かれれば、結局、
『情熱』があるかないかではないでしょうか?

亡くなる間際の私のお師匠さんは
ベッドの中でいつもステージに戻りたいと言っていました。

私もこうなるだろうなと思っています。

>>ドラムはどれくらい練習すればいいのか?と思っている人へ

>>ドラムのリズム感は才能? 上達しないときに思うこと。

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