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子供用ドラムペダル。成長に合わせて考えることが大事!

技術習得にとって一番大事なことは、

『基礎』

の習得です。

その基礎を習得するためには、
正しいフォームが
必要となります。

大人用に開発されたメソッドを
子供に適用した場合、
上手くいく場合と
そうでない場合があります。

上手くいかない場合は、
フォームのズレから
生ずることが多いのも現実です。

このページでは、
子供がドラムを始めた場合の
ドラムペダルの選択について、
私なりの意見をまとめています。

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Contents

子供用ドラムペダルについて

最初に結論から述べると、
子供用に開発されたドラムペダルはないのです。

これは、ペダルの特性上、
スプリングで調整するため、
力の弱い子供が踏み込んでも、
調整次第では十分機能するためなのです。

したがって、
子供がドラムを叩く場合に
一番に考えないといけないのは、

『ペダルに足が届くか? 』

ということです。

子供は年齢によって機材を変える

私の教室には
最年少で小学校1年生の男の子がいます。

私の実体験として、
小学校1年生では十分ドラムのレッスンが
可能であるということを断言できます。

それ以前の幼稚園児や
保育園児は単発で運動会などで
マーチの指導の経験があります。

小学校就学前の子供達

小学校就学前の子供たちは、
身長にバラツキがありますから、
子供用ドラムセットに座って
プレイが出来る子と、
足が届かない子に分かれます。

小学校就学前の子供達は、
ドラムセットに興味があるというよりは
、叩く行為が好きであり、
『おもちゃ』のような感覚で
ドラムを楽しみます。

そうした子供には、
ドラムセットというよりは、
パーカッションのような
足を使わない打楽器がオススメです。

小学校低学年の子供達

小学校にはいると身体も大きくなり、
色々な楽器が弾けるようになる子供が
増えます。

身体の大きい子供達には、
『ジュニア・ドラム』
言われる子供用に開発された
ドラムがありますから、
そういったタイプのドラムを選ぶとベターです。

なかには小柄の子供もいますから、
そうしたタイプの子供たちは
椅子だけを小さいものに
変えてあげるという方法もあります。

中でもオススメなのが、
パール社から発売している
『Drum Thrones ドラムスローン
D-60N-JR』5,000円 (本体価格)が
良いでしょう。

通常の大人用の椅子より
低くセッティングが出来ますから、
十分トレーニングが可能です。

大きなドラムセットを使用する場合

ご自宅や教室に
既に大きなドラムセットしかなく、
それを使用する場合は、

『サポートプレート』

と言われるものを使用します。

これは、
ドラムペダルの上に装着し、
使用するもので、
高さ60cmまでの底上げが可能です。

ピアノも同様に
小柄な子供のために
補助ペダルがあります。

これらの補助ペダルはあくまでも、
足が届かない子供用のものです。

これに慣れてしまうと、
テクニックが習得し辛いということが
起きてきます。

したがって、
より技術を高めようと考えた場合、
先ほど上げた
『ジュニア・ドラム』などの
小型のドラムをオススメ致します。

小学校高学年以降

この年代になると、
大きさに関しては何も問題ありません。

一般的に販売されている機材を
購入してプレイすることが出来ます。

購入する場合の注意点としてあげるなら、
きちんとしたメーカーのものを
目で見て購入するようにして下さい。

現在はインターネットでの購買が
盛んですが、
中には粗悪なものも多く、
子供が怪我をする場合もあります。

しっかりとした楽器店で
確かめて購入するようにしてください。

管理人川端のまとめ

・技術習得にとって
一番大事なことは、
『基礎』の習得。

・基礎を習得するためには、
正しい『フォーム』が必要。

・大人用に開発された
メソッドを子供に適用した場合、
上手くいく場合とそうでない場合がある。

・子供用に開発されたドラムペダルはない。

・ペダルは、スプリングで
調整するため、
力の弱い子供が踏み込んでも
調整次第では十分機能。

・小学校就学前の子供たちは、
身長にバラツキがあり、
子供用ドラムセットに座って
プレイが出来る子と、
足が届かない子に分かれる。

・小学校就学前の子供達は、
『おもちゃ』のような感覚でドラムを楽しむ。

・小学校就学前の子供達に
オススメなのは、
パーカッションのような
足を使わない打楽器がオススメ。

・小学校低学年の子供達は、
『ジュニア・ドラム』と
言われる子供用に開発されたドラムか、
『椅子だけを小さいものに
変えてあげる』という方法がよい。

・自宅や教室に
既に大きなドラムセットしかなく、
それを使用する場合は、
『サポートプレート』と
言われるものを使用する。

・購入する場合、
しっかりとした楽器店で
確かめて購入するようにする。

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