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ロックの8ビートパターン。同じ型でこうも違う

8ビート

8ビートといっても様々なパターンが存在しますね。

右手のパターンや左手のパターン
など無数に存在しています。

しかし、

『ロックっぽいね』

とか、

『歌もの8ビートだね』

という言い方をする人がいます。
同じ型を演奏しているにも関わらずに。

この差は一体どうして生まれるのでしょうか?

その辺について述べてみたいと思います。

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Contents

ロック=パワーなのか?

ロックと聞くとラウドさや
力強さばかりが強調されて、

子供や女性やお年寄りが叩けば、
らしさが無いようなことを聞きます。

確かにパワーを入れれば、
迫力があり、ロックという形容が当てはまりますが、

やはりそれは『力』主体になってしまいます。

性別や年齢など関係なく、その雰囲気を出すためには?

性別や年齢など関係なく一定の
雰囲気を出すために必要なテクニックは

私が思うに

『右手の使い方』ではないか? 

と考えています。

右手は、主にハイハットや
ライド・シンバルを叩きますが、

この叩き方で、同じ8ビートなのに
全く違うものが出来上がっていきます。

これだと、少しの動きを変えるだけで、
子供も女性も、お年寄りも、

それぞれに応じたロックっぽさを
出すことができます。

なにも力だけではないのです。

それでは、具体的な8ビートのパターンを見てみましょう。

4分音符をハイハットで強調する8ビート

8ビート

右手の8ビートを4分音符でアクセントをつけていくパターンです。

奏法は『ダウン・アップ』ストロークの繰り返しになります。

8分音符をやっていますが、
アクセント部分が4分音符ですので、

大きなうねりを出すことができ、
力のないひとでも荒々しさを表現できます。

4分音符をカップで強調する8ビート

8ビート

このパターンは、右手を
ライド・シンバルに移しますが、

ダウンストロークをカップの部分に打ちます。

これも4分音符が強調され、
力の弱い人でもロックっぽく表現が出来ます。

4分音符のウラをハイハットで強調する8ビート

8ビート

この奏法は、『アップ・ダウン』
ストロークの繰り返しです。

ウラを強調すると、躍動感を得られます。

ここで注意点です。

スネアドラムもバックビートは、
2拍目と4拍目にダウンストロークで打ち込みますが、

右手の動きと正反対になりますから、
テンポを落として練習してください。

4分音符のウラをカップで強調する8ビート

8ビート

右手の8分音符をライドに移し、
『アップ・ダウン』で4分音符のウラをカップで叩きます。

サビメロなどでやると
非常にかっこよいサウンドが得られますよ!

8分音符全部にアクセントを置く8ビート

8ビート

もっとも荒々しさを表現できる8ビートです。

全てのストロークは『フルストローク』で行います。

ハイハットも少しハーフ・オープン
気味にしてあげると、

より一層ロックぽっくなります。

力のない人は特にオススメ。

バスドラムにウラを強調させる8ビート

オンビートは最初の1拍だけで、
あとは全部ウラ拍だけを演奏します。

これも疾走感がでて、かっこいいグルーブが出ますよ!

バスドラムでスネア以外を埋める8ビート

8ビート

バスドラムで、2拍4拍以外の部分を全部埋める8ビートです。

ギター、ベースと一緒に同じ
リフを刻むと濃厚なリズムになります。

少々練習が必要ですが、やる価値はあります。

ハーフ・タイム・フィールの8ビート

ハーフタイム

右手はフラットな8ビートですが、
スネアの位置を変えるだけで、

全く別ものの8ビートに早変わりします。

空間を意識しながら練習すると
良いグルーブが生まれますよ!

右手を4分音符で刻む8ビート

右手のパターンを単純な8ビートにしますが、
このパターン高速でプレイするのに向いています。

奏法は『アップ・ダウン』を繰り返し、
テンポ240以上で出来るようにしましょう!

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