このページでは、『7ストロークロール』を解説したいと思います。
この7ストロークロールは
ショートロール系の中でも
最も難しいテクニックです。
どういったところが難易度が高いかは
追々説明していきますから安心してください。
では早速トレーニングに入りましょう。
ロールのマスターは
ダブルストロークが出来ているか
どうかで決まってきますから、
まだ自信のない方は徹底的に
『リバウンド』と『ダブルストローク』
をマスターして下さいね。
最後にリンクをまとめています。
参照してください。
Contents
7ストロークロールの手のモーション
叩いて気が付いたかと思いますが、
このリズムは
『水戸黄門』の主題歌のリズムなんです。
水戸黄門はもともと『ボレロ』
というクラッシクのリズムから
ヒントを得て作曲されていますから
似ていて当然なんですよね。
では本物のボレロの譜面をご覧ください。
7ストロークロールは、
水戸黄門を歌いながら練習すると
分かりやすく早くマスターしやすいので是非お勧めします。
やり方は16分音符の
3連符表記の部分をダブルで叩きます。
7ストロークロールは難易度が高い理由とは?
この理由は、速さにあります。
他のロール
(5、6、9ストロークロール)
に比べて同じテンポ内に入る
ダブルストロークの数が多くなるのです。
実際に各ロールを叩くと
よくわかると思います。
トレーニング方法は
テンポ50から上げていき、
初心者の方は80位まで出来たら合格とします。
中級の方は頑張って100まで目指してください。
もし手が追いつかないと思ったら、
前のテンポに戻し長時間練習しましょう。
テンポ50
テンポ60
テンポ70
↑出来ない。一つ戻る。
テンポ80
実際テンポ100で
7ストロークロールが
楽に叩けるようになると、
あなたのフィンガリング、
特に左手はかなりの腕前になっているはずです。
その他のショートロールや
ダブルストロークが
関係するルーディメンツも
難なくこなせると思います。
このように、ルーディメンツの中には
『キー』となるテクニックがあり、
そのテクニックをマスターすると、
芋ずる式に出来るというテクニックがあります。
それがどのようなものなのかは、
自身での経験でわかるようになります。
16分音符を基調とする7ストロークロール
マーチングの世界では
上記の3連符を基調とする
7ストロークロールがよく使われますが、
ロックやジャズにはこれから説明する
16分音符を基調とするものが使われます。
実際には以下の様に叩きます。
16分音符を基調とする7ストロークロールの
手のモーションは、アクセント1つが
移動するパターンになります。
ですので、予備練習として、
アクセントの移動をしっかりと行ってください。
アクセントがマスター出来たら、
アクセント以外の部分をダブルストロークで叩きます。
16分音符を基調とする7ストロークは、
ボレロタイプの7ストロークに
比べて習得するのが楽です。
なぜならば、
これはダブルストロークの
延長線でしかないからです。
きちっとダブルストロークを
マスターした人なら余裕で出来ます。