つい先日、
『8ビートを独学で出来るようになりました。』
『次はどんなリズムをすればいいですか?』
と言う質問を頂きました。
もしかすると、他にもこうした疑問を
持っている人がいるかもしれないと思い
このページでは
『8ビートの次は何をやればいい?効率的な進み方』
と題しまして私なりにまとめてみました。
Contents
8ビートといっても無数に存在しています。
8ビートと言われるリズムは一つの名前でなく総称です。
ですので、作ろうと思えば無数に広がって行きます。
『8ビートを独学で出来るようになりました。』
と言われる質問者さんは、どんどん
別の8ビートをやってみて下さい。
ただ闇雲にやるとその量に圧倒されると
思いますから
『薄めの初心者用の教則本を1冊潰して下さい』
1冊全てやると達成感となんとなく
ドラムの世界がわかりますよ。
私の教室ではこんな方法を採用しています。
生れて初めてドラムを叩く人には
以下の順番が一番ストレスがないようです。
・複数の8ビート
・フィルイン
・シンコペーション理解と実演
・複数の16ビート
・アクセント
・ダブルストローク
・ダブルアクション
・シャッフル
ここまで来るとドラム用語なども
詳しくなってきます。
これが終わる時点から
『ルーディメンツ』
と言われる本格的なマーチングスキルを
練習するといいです。
ただし、独学では厳しいと思いますから
最寄りの指導者を探した方がいいでしょう。
ジャンル的な順番
どのようなジャンルからスタートするか
というのも非常に大事になってきます。
ドラムが入っているジャンルの数も
相当ありますが、大別すると
・ロック
・フュージョン
・ジャズ
・ラテン
このようなジャンルに分けられると思います。
厳密に言えば、もっと細かくなり
ロックだけでも何十にも分けられます。
しかし、おおよそ上記のカテゴリーと
考えてもらって結構です。
ドラムを練習していく課程もこの
順番が一番いいような気がします。
この順番は私がやった方法で自然と
興味が沸いていった順番です。
最初は血気盛んな頃に聞いた
ロックにのめり込み、
洗練されたテクニックを必要とする
フュージョンに傾倒していき
今まで触れたことの無い感覚に
衝撃を受けてジャズを始め
そこからアフロキューバンに入っていく。
一つのジャンルだけを追い求めるのは
非常に大事なのですが、最初は、
数多くのリズムに触れることも大事です。
先ずは色々やってみる方がいいです。
色々なジャンルを知る利点
各ジャンルに要求されるテクニックは
似ている部分と異なる部分があります。
ロック系ではオンビート主体ですが
ジャズではオフビート主体
ジャズでは3連のパルスが主体ですが
フュージョンは16分のパルスが多い。etc…
今は難しいかもしれませんが、
各ジャンルを精通してトレーニング
することで各スタイルを学ぶことが出来ます。
ただジャンルをシフトすることで
そのスタイルに馴染めず途中で止める人も多いです。
私は非常にもったいないと思います。
やり方は各ジャンルの代表的なアルバム
をコピーし実際にライブなどやるといいと思います。
ドラムのトレーニング方法
ドラムのトレーニングは以下の4つを
平均してやっていく方がいいです。
・ルーディメンツ
・4ウェイ・インディペンス
・リズムパターン
・リスニング
この4つの中でルーディメンツは普遍的です。
ジャンル関係なく生涯お付き合い
することとなります。
他の3つはジャンルに応じた練習が
必要になってきます。
詳しくは別ページにまとめています。
下にリンクしておきますね。
ドラム初心者さんには難しい内容
かもしれませんが参考になれば幸いです。
>>ドラムの練習メニュー。初心者が毎日やるべきもの【まとめ】