昨今では、左足でクラーベをプレイする
スタイルがあり、レベルが一段階上がった印象を受けます。
左足でクラーベをプレイするスタイル
は、キューバ出身のドラマー、
オラシオ・エル・ネグロ・エルナンデス
日本人では神保彰氏が有名ですね。
このテクニックを始めて見たときの
感動と驚きは今でもはっきり覚えています。
それまで、ハイハットやツインペダル
におけるテクニックは
一定のリズムの連続性を利用したものでした。
ですので練習次第では時間さえかければ
マスターしやすいものでした。
しかし、この左足のクラーベは、
リズムの連続性が2小節間の交代になっています。
今までドラマーがやってきた方法では到底できません。
このページでは私なりの習得方法を
お伝えしたいと思います。
実践でも十分使っていますので、是非使ってみてください。
一番下に動画でまとめていますので参考にしてください。
Contents
ラテン音楽の中心
ラテン音楽、特にアフロキューバンを
プレイする場合、リズムの中心となるものがあります。
それがクラーベと言われるものです。
クラーベに関しては、
のページにまとめてありますので、
まだ読んでいない方は是非読んでください。
まず左足のクラーベをやりながら、
他のリズムを叩きなさいと言われても絶対無理です。
左足のクラーベを訓練したことがない
プロドラマーでさえ無理なのです。
これは左足のクラーベに特化した方法を
積み重ねていかないといけません。
では早速行ってみましょう。
16分音符で考える
上の譜面をまず16分音符のアクセントで叩きます。
クラーベには4種類ありますから、
その4種類を16分音符のアクセントとして叩くということです。
これはそれほど難しくなくアクセントが
出来る人ですと、すんなり出来るでしょう。
なぜ最初に16分音符かというと、
16分音符で理解すると、
後々のドラムソロでやり易くなるからです。
信じて練習してみてください。
ここからは一番やりやすい
2-3ソンクラーベを作っていきます。
Step1 2-3ソンクラーベをアクセントで叩く
2-3ソンクラーベのリズムをアクセントと
して叩いてみます。
Step2 右足のパターンを1つに絞る
左足のクラーベをやりながら、右足を
自由に入れるためには、かなりの数を習得する必要があります。
ですので、このページではまず
1つのパターンに絞ってやってみます。
上のアクセントは頭抜きのベースと
同調するもので
『ボンボノート』と言われるバターンです。
これを16分のアクセントで演奏します。
両者が上手く出来る様でしたら両足を合体させます。
step3 左足クラーベをアクセントに加える
手のアクセントと左足のクラーベを同時に叩きます。
Step4 右足のバスドラムをアクセントに加える
ボンボノートのアクセントを右足でも叩きます。
Step5 左足クラーベと右足を合体させる。
上記のパターンが出来ると、
上半身は16分音符
下半身はクラーベとボンボノート
がプレイできています。
つまりは上半身の16分音符を固定させ
下半身をドッキングさせるという方法です。
この方法でしたら16分音符を感じながら
ドラムソロが可能になります。
これだけでもマスターするには
大変な練習時間がかかりますが
左足でクラーベを踏みたいと思っている
ならば、是非練習してみてください。
右手のカスカラパターン
次は、右手のカスカラパターンを
加えていきます。
右手のカスカラパターンは、
のページにまとめてありますので、
こちらを参考にして下さい。
動画をまとめましたのでご覧ください!