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カウベルの叩き方を覚えると、あなたのドラムは劇的に変わる

カウベル 叩き方

皆さんは、ドラムセットにカウベルを付けていますか?

カウベルと言えば、ラテン音楽には
欠かすことの出来ない楽器です。

ドラマーの人は、バスドラムのフープに
取り付ける人が多いですね。
(私もです。)

しかし、スティックで単純に叩くだけの人がほとんどです。

このページでは、パーカッショニスト的
なアプローチでカウベルの叩き方を述べてみたいと思います。

この叩き方を取り入れると、
あなたのラテンドラムが劇的に変わりますよ!

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Contents

カウベルの構造を知る

カウベル 叩き方
カウベルには部分で名称がつけられています。

先ずは、その名称を覚えることから始めます。

・マウス
・胴ミドル
・胴ハイ

この3つの部分からカウベルは成り立っています。

メーカーによって全く音が違いますから
自分の持つカウベルの音の癖をチェックしていきます。

金属音が強い場合はガムテープや
ジェルミュートを使い、消音しておきます。

パーカッショニストとドラマーの違い

本来、カウベルの使い方は、
左手にカウベルを持ち右手のスティックで叩きます。

一方、ドラムの場合は、バスドラムや
タムにホルダーを付けて固定させます。

叩き方も全く違ってきます。

パーカッショニストの場合は、
左手のカウベルの方を動かしながらマウスや胴ミドルを叩きます。

ドラマーの場合は、右手のスティックを
変化させながら叩いていきます。

また、パーカッショニストは、
左手の人差し指を自由に動かしながら

プレイ中にミュートを行うことが
出来ますが、ドラマーは出来ません。

サウンド的にもパーカッショニストの
叩くカウベルサウンドの方がより人間的な響きを出します。

サウンドに慣れる為の練習

上記のマウス、胴ミドル、胴ハイ部分を
色々叩き分ける練習をします。

メトロノームで4分音符を鳴らしながら、
3つの音を叩いていきます。

基本的にドラマーの場合は、
マウス部分をダウンストローク、

胴の部分をタップストロークで
叩くとやり易いです。

アフロキューバン・リズムへの応用

カスカラへの応用

カスカラ

上記の3つの音の出し方が分かったら、
今度はアフロキューバン・リズムを練習していきます。

譜面は多くのジャズメンは使う

『カスカラ』

というパターンです。

マウスの部分だけを
叩いてもカッコいいのですが、

マウス部分と胴の部分を使い分けると、
また一段と良くなります。

マウスの部分を『>』で表し、
胴の部分はなにもありません。

胴ミドルと胴ハイの使い分けは、
はっきり言って好みです。

私の場合は、マウスをしっかり叩き、
胴の部分は軽くというイメージです。

ミドルとハイはそこまで考えずに
叩いています。

色々試してみるのもいいかもしれません。

モンツゥーノで使われるパターン

モントゥーノ

モンツゥーノとは2小節のフレーズの
繰り返しを言いますが、

その際2分音符おきにカウベルが入るパターンがあります。

マンボなどもそのうちの一つです。

『カン・ココ』『カン・ココ』

という表現で、パーカッショニストが
よくプレイするスタイルです。

譜面も単純でそこまで難しくありません。

是非マスターして下さいね。

マウスの部分を『>』で表し、
胴の部分はなにもありません。

モザン・ビーケ

モザンビーケ

スティーブ・ガッドの演奏で
一斉風靡したラテンリズムです。

マウスの部分を『>』で表し、
胴の部分はなにもありません。

カウベルをドラムセットで演奏するコツ

カウベル1つだけでも、
手首のアップダウンをしながら、

色々な音色を出すことは、
非常に難易度が高くなります。

ですので、ドラムセットで
カウベルを中心にする場合は、

バスドラムとスネアドラムは
なるだけ単純なリズムをプレイし、

右手のカウベルに収集する方が
グルーブ感が出やすくなります。

>>アフロキューバンを演奏するコツ

>>左足のクラーベを演奏するコツ

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