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3連符はドラムの幅を広げる要です!

ドラム 初心者

3連符は、ドラム上達には
欠かすことのできない大切な音符です。

しかし、流行のポップスほとんど
偶数、つまりは8分音符や16分音符ばかりです。

ドラム初心者は3連符をプレイする機会が少ないですね。

このページでは、3連符をマスター
する上で大事な考え方を述べています。

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Contents

3連符はなぜ苦手?

何を隠そう私も3連符の練習を
盛んにやり出したのは遅く、

大体ドラムをスタートさせて
3,4年位経った頃でしょうか?

一生懸命練習したのですが、
身体に染み付いているのは

8分や16分ばかりで、なかなか
3連の奇数のノリが出来ませんでした。

ロックやポップスはかなり上手いが、
3連系のシャッフルやジャズはダメというタイプです。

これは3連ドラミングの練習不足の
せいであるのですが、

聞いている音楽自体が全く
3連符を基調としていないのです。

3連符の知識 連符ってなに?

本格的なドラムトレーニングに入る前に
少し知識として知っておいてほしいことがあります。

4分音符、8分音符は、○分音符として、
1小節の中に入る音符の個数を表現していますが、

3連符は、『連符』という漢字を使っています。

3連符の1小節の中の個数は12個で、
4分、8分の流れを汲むと、

12分音符という名前がつくはずです。

このルーツは、

奇数の音符は、偶数の音符の後に
作られたと考えられています。

しかも、譜面に書く際、表現する
音符が存在しなかったので、

4分音符を3当分するには、
一つ下の音価つまり8分音符を使い表現したのです。

同じように8分音符を3当分する
には16分音符を使い表現しました。

3連符の基礎知識

よって、8分音符を3等分する
ということは、

4分音符を6等分することと同じで、
やはり6連符の場合も16分音符を用いて表現します。

3連符の歌い方

3連符の歌い方

4分や8分音符は交互に叩く場合、
スタートした手がバスドラムと一致します。

しかし、3連符の場合は、
各拍子に手が交互になるため、

ドラム初心者にとっては
バランスが取りずらく難しいのです。

ドラム初心者の方にオススメなのは、
3連符のトレーニングをする場合、

『リズム リズムリズム リズム』

とか

『リンゴ リンゴリンゴ リンゴ』

のように3語でまとまる名詞を
歌いながらドラムトレーニングする事です。

こうする事で3の感覚が身に付きやすく、
自然に3連符を歌うことが出来るようになります。

実際のトレーニング方法

テンポ80からスタートし、
左右の手が右足のバスドラムと

完全に一致する事を確認しながら、
10分,20分と続けて下さい。

3連符に慣れていないと直ぐに
感覚が偶数の8分に戻ってしまいます。

その後は、4分や8分音符と同様に
スピードアップをしていきます。

ドラムをプレイする上で
3連符の上限は、テンポ240までです。

これをテンポ80からスタートし、
テンポ10ずつ上げていきます。

もし3分続くことが出来なかったら、
前のテンポに戻り、もう3分行います。

高速になるにしたがってバスドラムと
重なる部分にアクセントが付くようになります。

現段階では構いませんので、
とにかくスピードを上げて下さい。

また、3連符は、拍ごと左右の手が
入れ替わりますので、右スタートのみで結構です。

【練習の方法】
テンポ120 3分間
テンポ130 3分間



テンポ230 3分間
テンポ240 3分間
テンポ250 3分間 ←出来ないテンポ240 3分間
一つ前の240をもう一回繰り返す。

3連符ミドル

3連符ファスト

チェンジ・アップ

ではここから次のステップに行きます。

4分、8分音符それと3連符を使い、
それを1小節ごと変える練習をします。

ドラム以外の楽器の練習にも
良く使われるもので、この練習は

『チェンジ・アップ』

または

『チェンジ・ダウン』

と呼ばれます。

偶数と奇数を小節内で
操る練習をするのです。

この練習から得られるのもは、
リズムの抑揚、ダイナミクス、テンポ感など

様々な恩恵をもたらしてくれます。

これもテンポ80からスタートして、
どんどんスピードを上げて下さい。

チェンジ・アップ・ダウン

リーディング

チェンジ・アップで4分、8分、3連符の変化を理解したら、

3連符を中心としたドラムスコアの
リーディングに入っていきます。

3連符が入ると難易度がぐっと高まりますが、

避けては通れない重要なものです。
しっかりやっておきましょう。

3連符エクササイズ

上記のような譜面を
自分で可能な限り作ってみてください。

オリジナルで作った譜例は
身に付きやすいのです。

またはドラムの教本にも
最適なものがありますのでご紹介しておきます。

テッド・リードという人が書いた

『SYNCOPATION』

という本です。

古典的な名作ですが、今の段階で
P1~P11までと、P14~P17までが読めれば大丈夫です。

シンコペーション by テッド・リード

『SYNCOPATION』by TED REED

別ページでも3連符の説明を
していますので、是非参考にして下さい。

>>ドラムで3連符の練習はどうする?

>>奇数音符や考え方を学ぶ

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