このページを最初にご覧なった方は
16分音符から練習を始めてください。
以下に16分音符のアクセントページをまとめています。
3連符のアクセントフレーズの
練習を行うと他の音符の理解も深くなり、
応用が沢山作れますので是非マスターして下さい!
Contents
3連符のアクセント移動
アクセント【1-1】
3連符の1つ目にアクセントを置き、
それを繰り返す練習から始めます。
手順はDUTとなり、3連符は
左右の手が拍ごとに入れ替わります。
アクセント1つが1番目に
来ることから【1-1】と呼ぶます。
アクセント【1-2】
今度は、3連符に2番目にアクセントを置く
【1-2】の練習です。
手順はTDUとなり3連符アクセント
移動では最もやりにくい手順です。
ドラムでアクセントのフレーズを作る
際はあまり用いられないですが、
基礎としては避けては通れない大事なものです。
アクセント【1-3】
最後は、3連符の3番目にアクセントを
置く【1-3】の練習です。
手順はUTDとなり、この手順が最も大事な手順です。
3番目にアクセントを置くことによって
3連符のウラを感じる体質が出来上がります。
この3連符のウラは、ジャズ、シャッフル
ファンクなどのノリの部分で威力を発揮します。
このノリを知っているのと知らないのでは、全く違ってきます。
時間がない時はこの【1-3】だけでもやって下さい。
全フレーズの組み合わせ
一通り基礎のアクセントフレーズを
マスターしたら、総当たり戦を行います。
つまり【1-1】に対して【1-2】【1-3】
という具合に全ての組み合わせを練習していきます。
3連符の基礎のアクセントフレーズは
3つですのでそう多くはありません。
【1-1】と【1-2】
【1-1】と【1-3】
【1-2】と【1-3】
という具合に全ての掛け合わせをやっていきます。
全てのアクセント移動の組み合わせ
を1小節交代、2拍交代、1拍交代とやっていきます。
3連符は左右の手順が入れ替わる関係で
1拍交代などは非常にやりづらくなります。
しかし、4ビートジャズや後々出てくる
3拍子のドラムソロにすぐ応用できるため、
腰を据えてトレーニングしてください。
【1-1】と【1-2】
【1-1】と【1-3】
【1-2】と【1-3】
リーディングの訓練
3連符のアクセントフレーズの
基礎が終わったら、
いよいよドラム譜を使った
リーディングになります。
3連符を使ったリーディングには
2種類の楽譜を使用します。
それではやってみましょう。
3連符を使った例
8分音符を使った例
ロックやクラッシク使われる
4分音符や3連符、16分音符は
そのままの符割りで演奏しますが、
8分音符の解釈は2通りあります。
特にジャズをプレイする際には
8分音符で書かれていても
全て3連符として解釈し演奏します。
下の例を参照してください。
上記と全く同じ譜面をつかっています。
このような考え方は、ジャズのプ独特な
ものですが、必ずマスターしてほしい箇所です。
この項目は理解することは難しいので
よりよい指導者の元で学ぶことをオススメ致します。
これで基礎的なアクセント移動の
練習方法はわかったと思いますので、
今度はドラムセットへの応用を行っていきます。
ドラムセットへの応用
①アクセント部分をタムタムで打つ。
②アクセント部分をバスドラムで叩く。
③アクセント部分をシンバルとバスドラムで叩く。
上記の①②③に左足のハイハットを加えていきます。
a)左足は4分音符を刻む。
b)左足は2拍と4拍を踏む。
これは、4バースソロや8バースソロに
すぐ応用が可能なフレーズになります。
アイデア次第ではあなたのドラミングは
どんどん変化していきますので、
可能な限りご自分で考えてみてください。
3連符と16分音符のアクセント移動が
自由自在に操れるようになると、
本当にドラミングが変わります。
これがベースとなり益々ドラムの理解が増えるはずです。
皆さん、勇気をもって取り組んでください。