ダブルストロークを習得する上で
壁となるものがいくつか存在します。
例えば、
テンポを上げる段階になりだすと指が追いつかなくなる。
早く叩けるけど粒立ちが悪い。
など沢山出てきます。
このページでは『粒立ち』について色々と述べてみたいと思います。
Contents
テンポ120の8分音符をとにかく徹底的に仕込む
ダブルストロークの粒立ちを良く
するためには2打目の強化が必要になります。
私のレッスンでは、リバウンドのコツを
マスターしてから、
テンポ120の8分音符をとにかく徹底的に仕込みます。
テンポ120の8分音符ダブルストローク
は、スピード的にもやり易く2打目も綺麗にキャッチできます。
動画の練習を毎日やっています。
それがマスターできたら、次第にテンポアップしていきます。
このテンポ120からスタートし限界まで
叩くというスタイルを毎日行ってもらいます。
すると、知覚ではわからないほどの
筋肉の成長が起こるのです。
気が付いたら、テンポ240の32分音符が
楽に叩けるようになっています。
出来ない人の特徴
一方、出来ないレッスン生を見ていると、
リバウンドのコツをマスターし、
テンポ120の8分音符もやるのですが
それ以上のテンポアップをしないのです。
毎日トレーニングはやるのですが、
いつも居心地の良いテンポばかりやります。
これでは絶対上手くなりません。
ダブルストロークに限らずテクニックの
習得はある程度の負荷をかけなければなりません。
出来ない人は、我慢してやることが出来ないということです。
でもドラム自体は大好きなので、
練習はするのですが、
出来ないストレスが大きく
落胆も一入でついには挫折していきます。
また、どんどん速くなる生徒も
ダブルストロークの音の粒立ちが
悪くなるテンポが出てきます。
これは単純に2打目のスクイズが弱いので
粒立ちが悪くなるテンポの直前を根気強くやるしかありません。
様々な問題を解決する方法とは?
ダブルストロークは反動を使うので
どうしても1打目と2打目に音量の差が生まれます。
これは2打目に意識を集中してもやはり
シングルとダブルでは差が出てきます。
パラディドルでも同じで
全く同じようには聞こえないのです。
それを解決する方法は『録音』です。
自分のプレイを録音することで
様々な改良点が見えてきます。
シングルストロークと
ダブルストロークに限らず、
トータル的なドラムプレイ、
自分のライブ全てを録音します。
最初は聞くのもいやかもしれませんが
どの部分がずれているのか?
音量はどうか?
など事細かくチェックしていきます。
録音をやるやらないでは、
数か月でもの凄い差になって現れます。
ご自身のプレイを録音し、
レベル向上を果たしてください!