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ドラム初心者はアレンジ譜を利用すべし!

ピアノやギターなどの
メロディー楽器は、
メロディーをプレイしなければ
なりませんから、
ある程度完璧に
こなさねばなりません。

しかし、
リズム楽器であるドラムの場合、
完全に演奏しなければいけないかと
言われればそうではなく、
端折る(はしょる)ということも
重要なテクニックの一つと言えます。

学生時代の勉強の方法を
見てもわかりますが、
要領のいい生徒の勉強方法は、
完璧に1ページずつ問題のページを
こなしていく方法ではなく、
穴だらけでも先に進みながら
先ずは1冊読破してしまいます。

その後、
ある程度回数を繰り返し、
知識を強固にしていきます。

要領の悪い生徒の場合、
1ページ完全に暗記してしまうのですが、
そこで力尽きてしまい、
2ページ目が続きません。

あなたにも経験がないでしょうか?

ドラムや楽器の場合ですと、
全く出来ないで次に進んでも、
次のフレーズは出来ませんから
ある程度は形にして次に進みます。

これは、
脳の中で解決する問題と、
身体を使って解決する問題の
差なのです。

その形にするフレーズは
初心者に合わせて、
簡単なフレーズに変更したものを
用意します。

原曲とはほど遠いリズムに
なったとしても、
一度その曲を仕上げた
という気持ちは、
大きな励みになり、
次の曲への挑戦が生まれてきます。

ドラムに限らず他の楽器や
継続を必要とする語学のような
ジャンルで挫折する人の特徴は、
自分の目標とする指標が高過ぎで、
到底達成できないレベルを
やろうとするのです。

自分ではやれそうと
思っているのですが、
そこまでは相当な年月が
かかるということが分かっていません。

そういった人達は
プライドが高いですから、
練習する教材のレベルを下げると、
怪訝な顔をします。

その結果、
なかなか上達せずに、
遂には挫折してしまいます。

私の経験上、

『ロール』

などのテクニックは、
かなりの時間がかかります。

これは1日一定の練習量が必要です。

例えて言うなら、
お風呂に水滴をたらしつつ、
いつか溢れ出る瞬間まで
辛抱強く繰り返すような練習です。

もう一つは、粗削りでもいいので、
曲をこなしていき、
人前での演奏活動を止めないことです。

この2つが重なり合い、
少しずつ、少しずつ
上達していきます。

本当にどちらか一方では
楽器は上達しないのです。

冒頭にある

『ドラム初心者は
アレンジ譜を利用すべし!』

というタイトルは、
今言った後者の練習方法を
指しています。

初心者用にアレンジした
簡単な楽曲をやっていくと、
次第に曲が分かりだし、
どんどん楽しくなっていきます。

巷で売っているバンドスコアの
ほとんどは

『完全コピー譜』

です。

もちろん、
チャレンジしたいという人は
果敢に挑んでください。

もし出来そうにないなと
感じたら、
リズムがわかる人、
ドラムの先生でもいいですし、
ピアノの先生でもいいです。

アレンジをしてもらっては
如何でしょうか?

または、
自分なりに曲をアレンジして
聞いてもらうのも、
一つの手です。

こうして、
アレンジされた譜面を
少しずつ原曲に近づけていき、
最後は完全コピーになれば、
あなたの実力は相当高いものに
なっているはずです。

ここからは注意点ですが、

『アレンジ』

つまりは自分にとって
やり易いものしかやらない
という人も中にはいます。

自分のレベルより難しいことに
チャレンジしない人です。

ドラムはしょせん趣味だから
という理由で、
やらないのであれば何も
言うことはありませんが、
目標があり、
なりたい自分があるのでしたら、
やはり難しいフレーズに
チャレンジしていきましょう。

是非あなたにとって
良いドラム人生を歩んでほしいと
思います。

管理人川端のまとめ
・ピアノやギターなどのメロディー楽器は、ある程度完璧にこなさねばならない。

・リズム楽器であるドラムの場合、完全に演奏しなければいけないかと言われればそうではなく、端折る(はしょる)ということも重要なテクニックの一つ。

・学生時代、要領のいい生徒の勉強方法は、完璧に1ページずつ問題のページをこなしていく方法ではなく、穴だらけでも先に進みながら先ずは1冊読破していく。その後、ある程度回数を繰り返し、知識を強固にしていく。

・要領の悪い生徒の場合、1ページか完全に暗記してしまうが、そこで力尽きてしまい、2ページ目が続かない。

・ドラムや楽器の場合ですと、全く出来ないで次に進んでも、次のフレーズは出来ないので、ある程度は形にして次に進む。

・原曲とはほど遠いリズムになったとしても、一度その曲を仕上げたという気持ちは、大きな励みになり、次の曲への挑戦が生まれる。

・挫折する人の特徴は、自分の目標とする指標が高過ぎで、到底達成できないレベルをやろうとする。

・かなりの時間がかかるテクニックは、1日一定の練習量が必要。例えて言うなら、お風呂に水滴をたらしつつ、いつか溢れ出る瞬間まで辛抱強く繰り返すような練習。

・粗削りでもいいので、曲をこなしていき、人前での演奏活動を止めない。

・初心者用にアレンジした簡単な楽曲をやっていくと、次第に曲が分かりだし、どんどん楽しくなっていく。

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