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スネア・シェルの歪みを調べる方法と対処法について

スネア シェル 歪み

チューニングを頑張っても、頑張っても
全然いい音がしない。

これは、もしかしたらチューニング云々
という問題ではないかもしれません。

ドラムの構造自体に問題が生じている可能性があります。

このページでは

『スネア・シェルの歪みを調べる方法』

と題しまして色々と述べてみたいと思います。

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Contents

『ゆがみ』や『ひずみ』の違い

ドラムの構造の変化とは
どんなものがあるかと言えば

『ゆがみ』や『ひずみ』

という問題があります。

『ゆがみ』や『ひずみ』は両方とも
『歪み』と書きますが

『ゆがみ』は直線や平面が変化したもの

『ひずみ』は変化した結果生じたズレ

を表しています。

シェルなどが曲がった場合は『ゆがみ』

その結果でチューニングした音が『ひずみ』

と言うわけです。

エレキギターのエフェクターでは

『ひずみ系のサウンド』

『ディストーション』

と表現していますね。

これは、元の音を変化させて得た
サウンドを意味しています。

シェルのゆがみの原因と対策

スネア シェル 歪み

なぜシェルがゆがむのかと言えば
強い力が掛かるからです。

強いテンションでチューニングし
長期間放置しておくとヘッドの収縮が起ります。

その後、フープが曲がっていき
最後にシェルが曲がっていきます。

対策としてはやはりマメなメンテナンス
が必要です。

ヘッドの交換や掃除などはサイクルを
決めてやった方がいいですね。

シェルの歪みを調べる方法

スネア シェル 歪み

スネアの『ゆがみ』を調べる方法は
チューニング後の音をチェックします。

何かおかしいと感じた場合
シェル自体が曲がっていると判断することが出来ます。

これはチューニングが上手くなれば
なるほど分かってきますが

なかなか最初は確信が持てませんので
難しいと思います。

そこで『ゆがみ』を調べる方法を
いくつかご紹介したいと思います。

ドラムヘッドを回す

新品のドラムヘッドをフープを外した
状態で一回転して下さい。

ストレスなしに回るようでしたら
シェルのゆがみは少ないですから

ひずみも生じないと思います。

ただし、ドラムヘッドの品質が粗悪品
の場合は引っかかったりします。

やる場合は数種類の新品ヘッドを
使うようにしましょう。

この方法はあくまでも
簡易的なチェック方法と思って下さい。

転がす

少し面倒くさいですが確実な方法です。

スネア・シェルからラグなどのパーツ
を全て取り除き、平らな床の上を転がして下さい。

転がして明らかに凸凹運動を繰り返す
シェルは完全に『ゆがみ』有りです。

割とスムーズに転がるようですと
あなたのチューニングの問題ということです。

『ゆがみ』があった場合

明らかな『ゆがみ』が見つかった
スネアの対処方法ですが、

残念ながら『為す術なし』です。

そのまま使い続けるか

タオルなどをかけ練習専用にするか

ブラシ専用にするか

メッシュヘッドを付けて練習用にするか

その判断はあくまでもあなた自身です。

ただし、ほんのわずかな『ゆがみ』は
チューニングでカバー出来ます。

『ゆがみ』が良い影響を及ぼす場合もある

スネア シェル 歪み

昔のドラムセットは作りもいい加減で
ゆがみがあるモノがあります。

しかし、逆にサウンドが
素晴らしいものもあります。

これがドラムの不思議なところで
ピアノなどでは考えられないですね。

オールドのドラムセットの場合は
構造の変化も見ますが

一回叩いて、そのサウンドがあなたの
好みなら購入してもいいかもしれません。

これも、判断はあなた次第です。

是非、シェルについて色々と研究してみて下さい。

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