8分音符はポピュラー音楽で多く使われ
ポピュラー系のおおよそ全体の8割に上ります。
この数字からも、4分音符と8分音符を
しっかり学べば、8割の楽曲を楽しむことできるのです。
ドラムがなかなか伸びない初学者は
4分音符同様、8分音符に練習時間をかけていません。
しっかりと腰を据えてトレーニングする必要があります。
Contents
目で理解することが重要!
譜面嫌いの人の多くが耳を頼りに
楽器を演奏するタイプです。
こうした人は文字が読めないのと同じで
発展するための基礎構築がほとんど出来ません。
耳は二の次で、『目で聞く』
ということを実践しなければいけません。
進むスピードは遅くてもいいので、
じっくり『譜読み』をする力を付けて下さい。
将来大きな差になって現れます。
その他、ギタリストではギター特有
のタブ譜というものに頼ってしまったり
コードだけは大丈夫という人がいます。
逆にクラシック奏者のように楽譜が
あれば弾けるけど、コードやアドリブは出来ない人もいます。
やはりバランスが大事になります。
このサイトをご覧になっている
皆さんは是非バランスよく学習していってください。
本格的なトレーニング方法
8分音符というものがわからない
人の為に少し説明します。
4分音符とは、1小節の中に4つ入る
音符のことをいい、
4分音符は『1小節を4つに分ける』
と読み変えることが出来ます。
同様に8分音符は『1小節を8つに分ける』音符ということです。
下の譜面は、バスドラムで4分音符を踏み、
スネアドラムで8分音符を叩く譜面です。
具体的な練習方法はメトロノームを使い
右左と交互にバスドラムと同時に叩いていきます。
これも初学者は自分の出来るテンポを
少し長めにトレーニングしてください。
要領が掴めたら、テンポ120~300まで10ずつ上げていきます。
各テンポ約3分間持続できれば合格とし
出来なければ一つ前に戻ってもう3分やります。
【練習の方法】
テンポ120 3分間
テンポ130 3分間
・
・
・
テンポ230 3分間
テンポ240 3分間
テンポ250 3分間
↑出来ない
テンポ240 3分間
一つ前の240をもう一回繰り返す。
ここでは実際に私が叩いている動画を
載せますので是非参考になさってください。
遅いテンポと速いテンポの腕の動き、
足の動きも注意深く観察してください。
テンポ120
テンポ200
テンポ300
読譜のトレーニング
8分音符ではもう一つ重要なメニューがあります。
それが上記でも触れた『読譜』ということです。
ドラムに限らず打楽器奏者の人達に共通して言えるのが、
楽譜を読み込む力が他のメロディー
奏者の方に比べて弱い事が挙げられます。
これは楽器の特性で打楽器は音が
伸びないということが原因になっているのです。
4分音符を叩いても『タン』と表現しますし、
8分音符も声で出せば『タン』です。
ドラム指導者も多くがこういった教え方をします。
音の長さのことを音の価値と書き『音価』といいます。
価値と言われていることから、
根底のもっとも大事な部分です。
この音価が崩れるとただの音、
つまりは雑音になるのです。
音程の無い打楽器だけでも
リズム感がしっかりしているなら、
本当に心地よく人の心に浸透していきます。
アフリカや南米音楽が良い例でしょう。
休符の考え方
休符は『休み』という字を使いますが
実際には『音量が0』の音符として考えて下さい。
音符が書かれている場所は、
ドラムで叩き、休符の場所は
『空振り』
をしてあげるとスムーズに理解が出来るでしょう。
上記のように4分音符と4分休符、
8分音符と8分休符が理解できるようになると
リーディングはかなり出来るようになります。
では、ここで簡単な例題をいくつか
載せておきますので練習してみて下さい。