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ドラムに表情をつける方法。うすっぺらの演奏からの脱却

ドラム 表情

ドラムを始めたばかりのころ、
バンドメンバーから、

『もっとメリハリつけて!』とか、

『もうちょっとグイグイ来ないかな~? 』

などを良く言われることがありました。

皆さんも経験がないでしょうか?

これは、別の言い方ですと、

私のドラミングの表現力が無い
ということを意味していたんですね。

ドラムの表現方法は年月が経つにつれて
そのドラマーのテクニックや感覚も養われていきます。

ですから、あまり神経質にならない
でもいいと思いますが、

現在、他のメンバーに色々言われている
人は堪ったものではありませんね?

ここでは、私なりに役立つであろう
トレーニング方法をまとめてみようと思います。

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Contents

ドラムだけで表情を付ける場合

テクニックがあまりない初心者の人は
リズムに表情をつけるために、

以下の3つを曲の中で組み合わせると、
グッと楽曲が豊かになります。

・音量を考える
・叩くパートを変えてみる
・アクセントの工夫

音量を考える

一番簡単な方法ですが、
音量のコントロールを行うということです。

例えば、曲の最初のイントロ部分は、
お客の心を掴むために大きく叩き、

メロディーが始まったらタイトに小さく叩く、

それからサビは一番盛り上がるので、
ここぞとばかり大きく叩く、

そのままギターソロになだれ込み、
再び小さくしてエンディングを迎える。

このような感じでプレイすれば、

例えば8ビートしか叩けない人でも
かなりリズムの表現力は変わるはずです。

叩くパートを変えてみる

上記の音量をベースに考えて、

叩くパーツを色々変えてみることも面白いです。

必ずハイハットから始める必要もなく
ライドシンバル、フロア、チャイナなど叩き比べるのです。

その際に自分の意見ばかりではなく、
他のメンバーの意見を参考にして作ると楽しいですね。

曲の雰囲気がガラリと変わりますから、
是非やってみてください。

アクセントの工夫

同じ8ビートでも

表を強くしてプレイする場合と
裏を強くしてプレイする場合は、

全く違います。

ですので、

このアクセントの工夫というのも
変化を付ける上で効果的ですよ。

他のパートの人にドラムを歌ってもらう

これは、実際私がやっていた方法です。

いつも通りのプレイは自分の歌い方が
ワンパターンになっている場合があります。

そこで、ギターやピアノの人に
どういうドラムが理想か、口で歌ってもらうのです。

ある人は、『ドチャーン、ドチャーン、
ドコドコドコ』と歌っていたり、

ある人は『ドルルルルバーン』と
歌っていたり、その人の個性が出ます。

それを、紙などに記載しておき、
自分でドラムのリズムを作るのです。

リズム主体でやっているドラマーの歌い方と、

メロディ主体でやっている人の歌い方は
かなり違いますから、

自分では思いもよらないフレーズが
生まれる可能性があります。

ダイナミクスが出ないのはドラマーだけのせいではない

ダイナミックスが出ないのは、
なにもドラマーだけの問題ではない場合があります。

それは、作曲者の問題であったり、
メロディー楽器の問題でもある場合があります。

それは、単調なコードや、メロディが全く動かない曲は、

幾ら上手いドラマーでも平坦になる場合があります。

もともとリズムに表現を付ける場合は、

曲やアドリブを聞いてからの『反応力』
でもありますから、

相手が動かないプレイヤーの場合、
動きようがないのです。

ですので、そういったバンドで
表現力がないと考えてもしかたありません。

気にしないようにしてください。

ドラムの表現力をつける一番の早道は?

上記は全てバンドに所属して、作り上げる方法です。

それと並行してやってほしいことが、

『音楽を聞きまくる』ということです。

読書を多くやっている人の
言葉の表現力が違うように、

音楽を滅茶苦茶聞いている人の
楽器の表現力は全く違います。

私たちはプレイヤーですので、
この聞く作業にプラスして、

『耳コピー』も是非ともやってください。

耳コピーは、各人のレベルを底上げしてくれますよ。

>>練習で毎日やった方がいいこと

>>ドラムの採譜とは?

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