プロミュージシャンを目指そうと
している人で、
あまり譜面を使わずに耳コピーだけで
バンドをやってきた。
テクニックには自信があるけど譜読みが苦手。
でも、プロに絶対になりたいと思っている。
このような人は多いのではないでしょうか?
このページでは
『プロミュージシャンになるには楽譜が読めることは必須?』
と題しまして色々述べてみたいと思います。
Contents
譜面が読めないプロミュージシャンはいます。
現在活躍中のミュージシャンの中には
譜面が読めない人が結構います。
こうした人の特徴として、
・優れた作曲能力を持っていて、
本人に代わり譜面に起こしてくれる人がいる。
(口ずさんだメロディーを譜面化する)
・固定のバンドを持っていて、
一つのバンドをじっくりやれている。
・歌唱力が高い
といったことが挙げられます。
優れた作曲能力を持っている人
音楽の知識や楽器の演奏技術は
ないのだけど湯水のようにメロディーが出てくる人がいます。
これは本当に意味で芸術的な能力です。
こうした人は知識や技術が無くても
周りのサポートがあれば成功できます。
現実には数パーセントの割合で
ほとんどの人があてはまりませんね。
固定のバンドを持っている
バンドデビューしている人は
このパターンが多く、一つのバンドを掘り下げます。
周りのギター、ベースなどのタイム感も
呼吸がピッタリという間柄です。
こうした人は、譜面の弱さをカバー
してくれますから、
このバンドに賭けると言う人は良いかもしれません。
ただし、売れるかどうかは未知数です。
歌唱力が高い
カラオケが上手い人はこの世には
沢山いますが、
そうしたレベルを通り越した人です。
譜面の知識がなくとも聞いた音を
再現できたり抜群のリズム感を持っています。
こうした人は歌手として上手くいくかもしれません。
やはり譜面は読めた方が良い
上記の例は特別な例で、あまり一般的に
あてはまりません。
プロを目指すなら、やはり譜面は必須と言えます。
参考になる音源がある場合はいいですが
無い場合、その音源を作らなければなりません。
これはやはり作曲家やアレンジャーは手間ですよね?
その他にも例えば、ライブ直前に
『96小節目を変えたい』
なんてこともあるかもしれません。
楽曲も8ビートだけでOK!といった
場合は頭を使わず繰り返すだけでいいですが
『キメ・シカケ』など沢山ある場合
暗記することは至難の業になってきます。
じっくり簡単なことから訓練すれば大丈夫です
譜面を読めない人は、普段から
譜面を読んでいないので読めません。
これは、おそらく最初から難しい譜面を
見たからだと思いますが、
ごくごく簡単な譜読みのトレーニングを
していけば誰でも読めるようになります。
最初はリズム主体の簡単なテキストを
繰り返して練習していき
幼児科で使うような指で弾けるような
メロディーをやります。
それから徐々にコードも練習していく
という順番です。
このプロセスは誰でも同じで、
習得できる期間も同じです。
来月、再来月にマスターできることは
ありませんから、ゆっくりやって下さい。
慣れが一番です
初見で一発で決められれば最高ですが
最初から完璧はできません。
最初は見逃す箇所があっても
回数を重ねると良くなっていきます。
そして次回からはより精度が
上がっていくのが分かります。
何の世界もそうですが
『習うより慣れろ』そのものです。
プロを目指す方に限らず、あなたも
是非、譜面にチャレンジしてみて下さい。
きっと、素晴らしい恩恵がやってきますよ!
>>音楽を仕事にしたいと思っている人へ。可能性は色々あります!